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堂平山・城峯山

1.コース

高麗川-奥武蔵グリーンライン-堂平山-秩父高原牧場-釜伏峠-長瀞-出牛-城峯山-石間-吉田-秩父 120.6キロ

(ルートラボ)

https://ridewithgps.com/routes/30480675

2.実施日:2014年9月6日(土) 曇りときどき晴れ、夕方豪雨

3.実施者:単独

4.日記

 久しぶりに、奥武蔵グリーンラインを通ろうと思いましたが、そこだけだとだいたい昼で終わってしまうので、城峯山まで足を延ばすことにしました。

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 人里から離れているが、かといってそれほど山奥でもなく、ちょっと山に親しみたいときに割と楽に行くことができることや、なによりも雰囲気が好きで、これまで何度となく通ったことのあるグリーンラインなので、道の様子もだいたいわかっています。早朝から釣り人が糸を垂れているのんびりしたいつもの景色の鎌北湖発7時45分、取付きの急な上りのところを除いて、あとは自転車で上がるのにちょうどよいくらいの坂道です。トレイルランナーの方と抜きつ抜かれつしながら、阿寺という山の上にある集落を過ぎ、顔振峠(到着8時40分)で少し休んでから高山不動尊まで杉木立のなかを、そこから刈場坂峠までは、広葉樹も混じった雑木林の中の峰つたいの緑の回廊を、ときどき木の間から見えるときがわ方面の遠望も楽しみながら、のんびりと自転車を進めました。刈場坂峠は9時46分到着、峠の名前を書いた看板は新しいものに付替えられていました。峠から、これから行く堂平山が随分遠くにあるように見えます。移動販売車が出ていて、椅子とテーブルもあるので、飲料でも求めてのんびりしようかとも思いましたが、まだ先があるのでおにぎりを食べたあとすぐに出発しました。

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 白石峠の分岐を堂平山に直進し、2キロほどこぐと堂平山の山頂と天文台です。頂上で休んでおられたハイカーの邪魔をしないようにランドナーの写真を撮りました。この山も頂上の明るい感じが好きでこれまでもよく来ています。山頂の下の宿泊施設の厠を借りたお礼に缶ジュースを求めました。ここは、きれいなモンゴルテントがいくつかあって、いつか泊まってBBQでもしたいなと思っているのですが、なかなかよいタイミングがありません。このあたりではもう赤トンボの群れが飛んでいて秋の風情が感じられます。

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白石峠に戻りさらに下って定峰峠、白石方面に下ってすぐの分岐を左に外れ林道秩父高原線に入ります。ここから皆谷というところまで、あまり車も入らない様子、道の上に枝や葉っぱが落ちていたりして、これまでの観光道路と雰囲気が違います。どんどん下って林業の作業所を過ぎるとやがて東秩父の奥にある雰囲気のよい山里に着きました。八幡神社を過ぎると、高原牧場に向けての上りかえし、距離は短いが斜度15%以上ありそうなコンクリトートの簡易舗装の路面を上がり、牧場のなかのジグザグの道を降りた後、粥仁田峠への急な坂道を再び上がって進むとやがて高原牧場に着きました。何頭かの牧場牛が草を食んでいます。道沿いにコスモスも咲いていて売店もあるようですが止まらず直進、稜線にある道を、二本木峠を経て釜伏峠まで、道の左側に見える蓑山との間の谷間の広い風景を感じながら進みました。山の西側の集落のなかの急な坂を下り、荒川の右岸を進んで長瀞に12着10分着。入口に自転車を停め、石畳に降りて長瀞ラインの発着する川船や観光客の憩いの様子など見ながらひとやすみしました。また、長瀞駅の駅舎でおにぎりを食べて休憩していると、自転車ツーリングの若者数名が自転車を駅舎に立て掛けて写真を撮っているので、自分も真似しました。山岳道路も好きですが、長瀞みたいな昔ながらの観光地然とした雰囲気も嫌いではありません。

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 長瀞発12時40分。午後のヒルクライム開始です。出牛(じゅうし)の交差点を過ぎ、砕石場までは、砂利を積んだダンプが結構頻繁に行き来します。その先、更木で道を折り返し、杉の植林のなかの急な簡易舗装の細道を上って住居野峠を経て高牛まで、山の北側の等高線上の暗い道を進みました。高牛から先は、林道江瀬谷線を、通行止め案内の看板を自己責任で通って上りましたが、斜度15%の道にこけがついていてスリップするので一部降りて押して上がりました。

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車の来ない、所々地道にもなる、荒れた寂しい道を苦労して上るとやがて矢納からの道に合流したので休憩、今日最後のおにぎりを食べました。神乃泉の水汲み場を過ぎても急な上りは続きますが、林道上秩父線に合流すると傾斜はひと段落して、メジャーな林道に戻ってほっとしながら緩くなった傾斜を城峰神社まで進みました。神社着14時58分、神社の敷地から見える南の秩父方面の山々の景色を楽しんで休憩した後、参拝しました。余裕があれば城峰山のてっぺんにも登ろうかと思っていましたが、今日は自転車のヒルクライムでもういっぱいです。

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 秩父へは、太田部峠・石間を経て進むことにしました。太田部峠までの下り、城峯山の北側を巻く道は広葉樹が日に映えてきれいです。太田部峠にきたのは、前回6月、そのときはここから秩父を取り囲む林道をつないで秩父を大回りしましたが秩父周回、今日はこの峠を経て秩父に戻るコースになりました山の急な傾斜にある集落の佇まいが印象的な半納を過ぎて石間に降り、小学校跡を過ぎたところで、ぽつぽつと落ちてきてやがて本降りになったのでポンチョを着て籠勢会館のところで雨宿り、ミューズパークで遊んでいくことは断念しました。城峯の方は晴れているようにも見え、降り方も少し弱くなったので、出発したが、秩父に近づいたところで猛烈な土砂降りになったので、途中のCVSの軒下に駆け込んで再び雨宿りしてから秩父駅に行きました(荒川を渡る頃には雨はあがりました、秩父駅着17時15分)。CVSで買った雑巾で濡れた自転車をぬぐってから輪行袋にしまい、仲見世でプリッツを買って秩父線で帰途につきました。

 今日は、出牛から城峯山まで、少しマイナーなルートを選んでしまいましたが、素直に上秩父線を進んだほうが無難だったかもしれません。グリーンライン、高原牧場、城峯山とヒルクライム三昧となり、最後は雨降りにも遭いましたが、心地よい疲労感とサイクリングの充実感に浸りながら今日の印象をメモしながら帰ります。


by paparouh | 2014-09-07 12:11 | 埼玉県秩父地方 | Comments(0)

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