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サンツアーミーティング17

1.コース

横瀬-丸山林道-武蔵嵐山-遠山-小川町-荻平-白石-小川町-東飯能 110.9キロ

(ルートラボ)

横瀬から嵐山 ⇒ https://ridewithgps.com/routes/32198222

武蔵嵐山から小川町 ⇒ https://ridewithgps.com/routes/32198214

小川町から東飯能 ⇒ 略

2、実施日

2017年4月2日(日)晴れのちくもり

3.企画:FCYCLE

http://mixi.jp/view_event.pl?comm_id=6145474&id=81888174&comment_count=27

5.日記

 N駅始発、八王子駅で八高線へのトランジット時間は僅か2分、重たい輪行袋抱えて慌て気味に跨線橋を渡るのはいつものとおり。東飯能駅の西武線への乗換時間も、時刻表上は僅かだが、実際は掲載時間よりも3分ほど早くプラットホームに到着して列車交換を待つ。なので、余裕を持って厠を使うことができた。

 先頭車両後方に座って朝食を食べた後、しばらくうとうとした。正丸トンネルを越えて先頭の方を見ると、後ろ向きにキャップをかぶった幹事さんが立ち上がって、奥武蔵の山の天気をチェックしていた。横瀬駅到着後、初めてお会いしたAさんとあいさつを交わし、並んで自転車を組み立てる。7時45分、3人で出発、すぐに丸山林道上りが始まる。横瀬の棚田越しに、薄く雪のついた武甲山が見える。鉱泉からの道は初めてだが、別荘地からの道よりも幾分傾斜も緩めである。春告げ鳥のさえずりを聞きながら、自転車であがるのにちょうどよい具合の坂道を進んで行く。少し上がったところで去年は間近に見えた武甲山だが、今日はかすんでいた。やがて路肩に昨日降ったらしい雪が現れる。上の駐車場到着は8時50分、おにぎりひとつたべて休憩していると、ふたりでおしゃべりを楽しみながらゆったり上がってこられた。そこから先、路面に雪が積もって、車の轍をたよりにゆるゆると進んだ。大野峠に着いてこれから進むべき北側の道路を見ると、轍もなくなって道路は雪一色、幹事さんが「笑っちゃうしかない」という感じで笑い声をあげられた。しかし、しばらく進むと、日蔭のところを除いて積雪は少なくなり、なんとか進むことができた(春先なのでさすがに凍結しなかったので無事通行することができた)。高篠峠から、Aさんに引いてもらって快適なダウンヒルを楽しむ。県道に合流してから、集合場所の嵐山まで漕いでいったが、下りが終わってからも、先頭を幹事さん・Aさん交代でファストラン、春の東秩父の山里風景はいいなーと思いつつ、なんとかついていくのが目いっぱいであった。途中、都幾川の堰堤を通ったが、予想どおり桜はちらとも咲いていなくて、今日は花見には早すぎたようだ。集合時間の10時10分ほど過ぎて嵐山駅着。参加7名の自己紹介を終えてから、春の里山めぐりに出発した。

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 そういえば、自分の冬用ジャケットは胸にシマノのロゴマークがついていることに、行きの電車のなかで気が付いた。なので、自己紹介のときに何かを主張したい訳では決してない旨お話しした。もともとサンツアー度は2点と参加資格要件ぎりぎり最低ラインしかないが、花の東秩父の魅力は捨てがたく、参加させていただいている。さて、さっき見てきたとおり都幾川右岸の桜は咲いていないが、手前の菜の花畑は咲いていたので、みなで立ち止まって写真を撮る。旧知の方とおしゃべりしながら堰堤を過ぎると、流鏑馬の馬を連れた人がいた。隠れ里のような遠山に入ったが、ここも開花はまだのようで長居せず、ツアーは例年よりも早めに進行した。その先、芭蕉の句碑があるところで休憩、幹事さんは川につけられた飛び石を伝って対岸の神社の見学に行かれている間、めいめいの自転車を見学したり論評したり、通りがかったブロンプトンの夫婦連れの方と会話したり、した。大きな馬頭観音の脇を通りすぎ、学校の跡は昨年同様春祭りで賑って7名分の自転車を停めるところがなくてパス、カタクリ・ニリンソウがたくさん咲いているところを見学してから、小川町のコンビニエンスに向かった。

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 腰越の急な上がり、AさんとTさんが先行したのでついて行こうとしたが置いていかれる。ここの民家の軒先の桜も雰囲気がよいが今日はいまひとつ、カーブを曲がったところにある桃畑も5分咲くらい、やっと上がって昼食タイム、Tさんの火器の上にある網焼きから、焼おにぎりのうまそうな香りが漂ってきた。みんなで、30分ほどまったりしてから再開、荻平集落を通りすぎ、下ったところの桃畑で今日初めて満開の花を目のあたりにして、幹事さんの「うわーっ」との感嘆の声が聞こえてきて、Tさんが「崖から落ちたときの声のようだ」というのを聞いてまさしくそんな感じだったのでひとりくすくす笑う。みんなして写真を撮ったり高原牧場に広がる広い眺望を楽しんでから、下って、途中休憩をはさみながら小川町まで、いつものように幹線を通らず細道をつないで、しかしついていくのがやっとの早いスピードで、進んだのであった。駅到着は15時30分過ぎ、みなさんにさようならをしてから、行けるところまで自走、結局昨年同様東飯能で疲れて自転車を停めて輪行態勢になった(17時)。

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 そういうわけで、今回は、終盤の桃源郷を除いて、花見にはやや早すぎるタイミングであったが、Rさんと、好きなYMOやレノンの話をしたことが印象に残り、こうしてYouTubeでレノンのLIVEを久しぶりに聴きながらレポートを書いている(最後はGo Go Stalinと「虫」を聴いた)。懸念された右膝内側の痛みは、房総以来自転車に乗れなかった間、リハビリのストレッチに励んだためか、出なかった。当日、入学式であった娘に様子を聞くと、校歌のときに肩を組まされたそうな。

 さて、その3日後の水曜日も休暇を取ったので、花見のリベンジをすべく、多摩川沿い・玉川上水沿いを漕いできたが、多摩川沿いや期待した羽村取水堰はまだいまひとつ、立川のモノレール駅の近くの桜並木は咲いていてたくさんの市民の方が集まっていたので、同じ桜でも樹の種類で早い・遅いの違いがあるのであろうか。それでも、上水の地道の土手の草花の控えめな紫のお花が心に残った。途中で、ダウンチューブとヘッドランプをつなぐコードが切れてしまい、また前のカンチのリンクワイヤーがほつれていたので、自転車屋さんとホームセンターによって交換品を買い求めて帰宅した。

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 今回も企画をしてくださった幹事さん、同行のみなさん、おかげさまで楽しいひとときを過ごすことができました、ありがとうございました。


Commented by INTER8 at 2017-04-11 12:59 x
ルートラボが二つあって??? でしたが、ようやく納得できました。サンツアーミーティングの前に走ったということですね。
けれど、シマノジャージで参加してしまうとは、皆さん苦笑いだったでしょうね。
今年は桜の開花は少し遅めでしたね。8,9日はばっちりのタイミングのはずが天候不順でしたし。
僕は代休で月曜に都幾川へ行ってきました (^^;
Commented by ぶとぼそ at 2017-04-11 13:07 x
しばらく更新が無かったので、また膝の具合が悪いのかと心配していました。問題ないようですね♪
サンツアーミーティング、以前はかなりの大所帯になっていたようですが、このぐらいの人数の方が走りやすいでしょう。
菜の花と桜のコラボのイメージのする集まりですが、今年は桜の開花が遅れ過ぎましたね…。
それでも他の花は咲き乱れていたでしょうから里山サイクリングが楽しめた事でしょう。
ウチからだと、横浜から東横線の西武・東武乗り入れ列車が増えましたからアクセスしやすくなりました。
子育て一段落したら精力的に輪行で出掛けたいと思ってます。
Commented by paparouh at 2017-04-12 21:42
> ぶとぼそさん
横浜から、渋谷経由で、乗換しないで小川町方面に行くことができるので、確かに便利になりましたね。8さんのレポートを読んでみて、今回のツアーは一週間早かったようです。でも、久しぶりに東秩父の農村集落をサイクリングして、あらためてこのあたりは好い雰囲気だなーと感じた次第です。
子育て、我が家はふたりとも「お金はどんどん要るが親にはもう構ってほしくない」という年齢になりました。
Commented by paparouh at 2017-04-12 21:46
> INTER8さん
シマノのジャージ着用とは、KYなことでした。でも、ほんまにそのことに気が付いたのは、行きの西武線の車内だったのです。なので、自己紹介のときに、深い意味はないといいわけしましたが、みなさん笑っておられました。8さんのブログ拝見して、一週間早かったなーっと思いましたが、それでも春の花の東秩父の雰囲気を楽しむことができました。
by paparouh | 2017-04-09 19:09 | 埼玉県秩父地方 | Comments(4)

サイクリングのことを記録していきます。


by ぱぱろう
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