つくばから土浦まで
2014年 12月 29日
1.コース
つくばー岩瀬ー羽黒ー涸沼ー大洗ー鉾田ー小美玉ー霞ヶ浦ー土浦 175キロ
(ルートラボ)つくばから土浦へ
2.実施日:2014年12月28日(日) 晴れ後曇り
3.実施者:単独
4.日記
今回も、FCYCLEの記録(関東外周OFF#4 筑波山麓)などを参考にさせていただきました。いつもありがとうございます。
http://www.fcycle.net/event/archives/7281
TXのつくば駅に、7時30分過ぎに着きました(朝食は人目もはばからず電車内でコンビニ弁当を食べました)。筑波は、東京と比べて、気温がさらに低いように感じられます。外に出ると寒いので、駅の中2階スペースを借りて自転車を組み立て、駅前の公園で用を足した後、8時にスタートしました。ここから岩瀬まで、桜川土浦自転車道(りんりんロード)を進みます。この道は筑波山を見ながらのサイクリングが楽しい。最初の方、正面右手に見えていた山はだんだんと近づき、山の西側をかすめてさらにしばらく進んで振り返ると、さっき間近だった山が朝靄にけぶりだいぶ後景に退きました。標高はそれほど高くはありませんが、平野の中の独立した山なので、どっしりとした存在感があります(そういえば、進行方向の北の遥か遠く雪のついた山の姿が薄ぼんやりと見えましたが、このあたりから見えるあの山は日光の山並みなのかな)。途中の真壁の蔵の街並みを散策しても良かったが、今日は先が長いので立ち寄りませんでした。田んぼや集落の間の道を一直線に走り続けるとやがて岩瀬駅に入るカーブに差掛り9時45分に到着しました。
さて今度は加波山の東側の道を南下気味に羽取の方に向かいます。ますみ団地の近くの氷のはった池には白鳥などの水鳥が翼を休めていました。岩瀬の日大高校の前と通って、県道64号線を進みますが車はそれほど多くありません。小さな峠を越えて下ると、右手に見える加波山に風力発電の風車が回っているのが見えました。ところどころ幹線を外れて集落の中や畑の間の道をたどって開けた農村風景を楽しんだり、途中の浦須という集落にある勤王の志士の立派な旧家を見学などしながら進むと、やがて民家の傍にある常磐線の小さな踏切に着いたので、ひと休みしておにぎりを食べました。車の来ない田舎の道は楽しいな~。
13時19分再開。多くの車で埋まっている大洗水族館の横を通り、大洗の海岸沿いを港まで進みます。海岸では家族連れやカップルが年末の憩いのひとときを過ごしていますがとても寒そう。ここでも海っぺりに座るなどしてのんびりしたかったが、まだまだ距離が長いので止まらず進んであわただしい。大洗港のフェリーターミナルには、とても大きなさんふらわあ号が停泊していました。いまから30年ほど前、苫小牧からここまで2等船室で自転車旅行から帰ってきたが、大洗からどうやって常磐線に乗り継いだのかさっぱり覚えていません。人生のなかでもう一度2等船室の船底の雑魚寝の旅をしてみたい。さらに進んでしばらく我慢して車のびゅんびゅん通る国道を南下、沢尻で右に曲がって、霞ヶ浦まで南西に進みましたが、時間にせかされていることもありここからとても長く感じられた(日が暮れる前に道の迷う心配のない土浦入の湖岸になんとかたどり着きたい)。このあたり、鉾田、小美玉、行方の田舎道の感じも今日前半の石岡あたりの感じと似ていますが、午前の晴天と違っていまは曇りがちで寒く気分ももうひとつ盛り上がらない中、粛々とペダルを漕ぎ続けました。百里基地(茨城空港)の柵の横を過ぎ、いくつか丘を越えた向こうやっと霞ヶ浦の湖面が光っているのが見えたときはほっとしました。湖岸沿いに進んで霞が浦大橋の袂にある観光施設で休憩、自販機で温い飲料を求めて今日最後のおにぎりをいただきました。
15時54分、大橋を渡り、少し右岸道路を通ってから、かすみがうら市の農村地帯のアップダウンを横切って再び土浦入の湖面へ。ここから湖岸道路を土浦まで、少しずつ暮れてゆくなか湖面の美しくどこかロマンチックで寂しげな風景を味わいながら、暗く寒いなかゆるゆると進みました。最後土浦手前の湖岸道路でとっぷりと暮れて真っ暗になりましたがバッテリーランプ頼りに進んで国道に合流、17時17分土浦駅東口に到着、寒い中、自転車を分解して輪行袋に仕舞いました。今日は行けるようならつくばまで行くつもりでしたが、たいへん疲れたのでその余裕はありません。次の快速まで時間があったので、構内の駅そばでご当地そばを食べると(寒い季節は、サイクリングの後の温かい駅そばが楽しみのひとつです)、体力がすぐに回復しましたが、快速電車内では近くに座った若者のイヤフォンからのラップミュージックの音漏れがとてもうるさい。
僕の幼少の頃に父親に連れられて早朝散歩した場所に酷似しています。懐かしく思い出しました。
つくばは僕も何度か走っていますが、友達に案内してもらったので今ひとつ記憶が薄いです。次回は自分でコース計画して行きたいと思っています。
湖沼の雰囲気と、所々に点在する旧い家屋や商店もつくば界隈の魅力ですよね。
つくばEXPは料金が高いので、JRの休日おでかけパスを利用する事が多いです。このキップも値上がりが続いていますが(悲)。
私は、冬は、雪がそれほど降らないところ(このあたりや、伊豆や房総、静岡など)に出かけることが多いようですが、今週末は、思いきって下仁田から上州のどこかの峠に行こうかと思ったりもしています。だけど、丸タイヤにマッドガード付だとやっぱり無理かな~と迷っているところです。