人気ブログランキング | 話題のタグを見る

三浦半島・大楠山

1.コース

自宅-三浦半島時計回り周回-大楠山-藤沢-自宅 167キロ

(ルート)

https://ridewithgps.com/routes/30473452

2.実施日:2015年1月25日(日) 晴れ

3.実施者:単独

4.日記

自宅発7時20分。横須賀まで、何人かのロードレーサーと競いながら国道16号線を進みました。自分から前を抜くことはほとんどないが、信号で止まってから再スタートする間際に抜いていったロードについて引いてもらって距離と時間を稼ぐことが多いようです。このルートは、根岸手前の八幡橋や汐入など、ところどころ自転車の侵入に不便な交差点があり注意が必要。JR横須賀駅前の踏切を渡り、ヴェルニー公園(到着9時30分)でひと休みしました。

三浦半島・大楠山_b0334084_21234436.jpg

馬堀海岸沿いの道には等間隔で棕櫚が植えられて南国らしい雰囲気が感じられます。できれば、海沿いの歩道で潮風を感じながら走りたいが歩行者専用で自転車は通行禁止、歩道のきれる走水に入って後ろを振り返ると、向こうの方に猿島が見えました。観音崎に到着10時、厠を借りただけですぐに走り出し、「かもめ団地」を通り抜け、いつか乗ってみたいと思いつつ今日も浦賀の渡しはパス、湾をまわり込んだところ「中島三郎助祭り」で浦賀ドッグが開放されていたので自転車を停めて中に入ってみると、この選挙区選出の若手有名政治家が丁度マイクで何か挨拶していました。ドックの中で三郎助の展示を見学したり地元食堂のおじさんとおばさんが作る美味そうな焼きそばを求めて食べたりして少し時間を潰しました。

三浦半島・大楠山_b0334084_21235393.jpg
三浦半島・大楠山_b0334084_21245661.jpg
三浦半島・大楠山_b0334084_21251098.jpg
三浦半島・大楠山_b0334084_21251963.jpg
三浦半島・大楠山_b0334084_21252779.jpg
11時再開。久里浜湾では金谷からのフェリーが港に入ってくるところでした。火力発電所の前を通り抜けて野比の三浦海岸に入ると、いつものように午前の太陽の光を受けてきらきら輝く海が視野に飛び込んできてたいへん気持ちがよい。三浦海岸交差点を海沿いの道に進むと、交通量はぐっと減って漁村の風景も少し鄙びてきます。三浦半島の台地に上がる坂の途中で折り返し、キャベツや大根畑の間の細道を進みます。ここからは、畑や集落の間の狭い道、途中で間口漁港にも立ち寄りなどしながら自転車を進めると、ところどころとても急な坂道になったり、民家の軒先に大根の共選場が現れたりしました。ほどなく県道に合流、江奈湾の干潟など見物してから、橋を渡って城ケ島に進みました。ここでは、灯台のある高台に上がって磯の風景の写真を撮っただけですぐにもと来た道を戻りました。


三浦半島・大楠山_b0334084_21282571.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21283523.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21284208.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21285085.jpg

お昼時とあって、三崎港の商店街通りは、まぐろ目当ての観光客が行きかっていました。油壷のヨットハーバーに停泊してあるたくさんの船舶を横目で見ながら小網代の集落の間にある細道をたどります。長めの坂道を登って国道に合流してからすぐに海側の道にそれると、高台から営農の畑越しに相模湾の広い景色を楽しむことができます。ここからもしばらく集落の間の入り組んだ細道を辿っていると、お寺の看板の上に猫が乗っかって昼寝をしているところや、軒先に大根を吊るして干しているところ、少し奥まったところに地元の方の神社があったりする様子などあり、ちょっとした旅情を感じることができました。臨海高校の傍のコンビニに寄って休憩、菓子パンとコーヒーを食べてひと休みしました。

三浦半島・大楠山_b0334084_21292799.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21293719.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21294598.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21295306.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21300011.jpg

予定では、この後も国道を通らずに海側の集落を辿るつもりでしたが、時間が押しているので、大楠山入口まで国道を進みました。初めて訪れるこの山、標高僅か242メートルですが、距離3キロほど、地道とコンクリート敷いただけの簡易舗装が交互に変わるたいへん急な坂道を上ります。喘ぎ喘ぎ蛇行しながら上がると、やがて頂上直下の階段に着いたのでそこに自転車をデポして頂上に進みました。山頂には「大楠山ビューハウス」というなかなかクラシックな休憩所兼売店があったので、ヒルクライムの火照った体を冷ます冷たい飲料を求めて、建物に付属している展望台にあがりました。すると、今日は天気がたいへん良かったせいもあり、写真ではうまく表現できませんが、東西南北、地図で見た三浦半島の地形をそのまま一望することができて、ちょっと感動しました。相模湾越しには、富士山が、裾野は霞んで見えないが、上のほうがおぼろげに浮かんでいるのが見えます。さて、この山の下り道は、前田橋に行く道を行こうとしましたが、少し下ってみたところ、ランドナーの丸タイヤが粘土質の路面と滑ってあまり快適でないことがわかり、引き返して往路と同じ道を下りました。

三浦半島・大楠山_b0334084_21312937.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21314357.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21315263.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21320180.jpg

三浦半島・大楠山_b0334084_21320895.jpg

国道に合流して、そのまま北上します。森戸の海水浴場を過ぎ、葉山の町中の道を進みますが、いつもどおり車が渋滞して狭い道の車の脇を通りぬけるのに難儀します。同じように七里ヶ浜でも自動車渋滞が続きますが、日が傾きつつある江の島を眺めながら、渋滞の列の脇をすいすい進むことができるのでこちらは快適です。江の島の交差点にある公衆便所で用を足して戻ると、止めた自転車を見たおじさんが「ローヤルノートンフレームにブルックスのサドルですごい自転車ですね、普段はサドルを縛って広がらないようにしているのですか」等と話かけてくださったので応答した(私の愛車は、サドルはいわれるようにブルックスですが、カイセイのクロモリフレームにあるローヤルノートンのロゴはムック本の付録についていたのシールを貼っただけです)。藤沢から自宅まで、途中日暮れて真暗ななか、この道も渋滞の脇をすり抜けて淡々と自宅に向けて自転車を漕いで帰ったのでした(18時10分自宅着)。

三浦半島・大楠山_b0334084_21325146.jpg
さて、今日も留守番して一日遊ばしてくれた家内や子どもたちに、感謝!

Commented by とし at 2015-01-27 12:48 x
三浦半島も隅々までめぐると生活感とそれと相反するようですが現実感のなさが混在していて面白いですよね。私にはあまりに身近すぎて見落としていましたが詳細レポで三浦半島の魅力を再発見させていただきました。
Commented by paparouh at 2015-01-27 21:00
こんばんは。旅で訪れた場所で生活感が感じられても、後から振り返ってみると現実感が薄れて、まるで白日夢のようであったと思うことはよくあります。大楠山からの展望はとても良くて苦労して上った甲斐がありました。としさんは、今年になってからランドナーツーリングはまだですか?
Commented by ぶとぼそ at 2015-01-30 19:14 x
私もよく走るコースです。いや、よく走っていたに訂正(苦笑)。
馬堀海岸の公園は、自転車押しながら通り抜けた時も、入っちゃ駄目だよ〜、なんてやんわり怒られた事があります。最近は、ほとんど人の居ない公園でも自転車禁止が増え過ぎて困りますね(汗)。
普通のサイクリストなら入り込まない、かもめ団地、そして大楠山に入るとは欲張りな1日を楽しみましたね♪ あの山からの展望は見事ですよね。そして昭和レトロの売店も素敵なのです。
あれでゴルフ場が見えなければなぁ……。
Commented by paparouh at 2015-01-30 21:24
こんばんは。そうなんです。私も、古めの団地の雰囲気が嫌いではありません。ブログ拝見して、まだ見たことない高島平の団地にもぜひ行きたいと思い、きっと近々出かけるような気がします。大楠山の展望はたいへん素晴らしく感動しました。足下にあるゴルフ場の景観について感じるところも、同感です!
by paparouh | 2015-01-26 21:35 | 神奈川県東部 | Comments(4)

サイクリングのことを記録していきます。


by ぱぱろう
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31