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西原古道

1.コース

自宅-町田街道-三ケ木-千木良-上野原-西原古道-復路-自宅 122キロ

(ルート)https://ridewithgps.com/routes/30482470

2.実施日:2017年12月17日(日)晴れのち曇り

3.実施者:単独

4.日記

 Iさんおすすめの、Tさんも最近行かれた、上野原の奥の西原(さいばら)古道に出かけてきました。Iさん、ルートラボのコースありがとうございます。

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 自宅発7時15分。もっと早く出かけるつもりでしたが、温い布団から出るのが億劫な季節になりました。

 町田街道では、歩道を走るクロスバイクの美人女性としばらく並走(ランデブー)を楽しみました。

 三ケ木の前の長めの坂も、シッティングのままローに落とさず上がってしまいます。心臓をばくばくさせるのが気持ちよい。

 千木良を経て国道に合流。無言で抜いていったロードを追跡したが赤信号も止まらずに行ってしまったので「信号無視するな~」と叫んだ。最近も酷い事故がありましたがみんなマナーをちゃんとしないと、楽しい自転車に乗れなくなっちゃいますよ。

 上野原の商店街の先の公園にトイレがありほっとします。進んで、東の方に印象的な姿かたちの要害山を認めました。ここも自転車で行けるようなので、いつかコヤシロ山とセットでコースを組んでみよう。

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 車の少ない左岸の道を通って棡原へ。売店の先、集落のなかの急坂を降りて押し上げました。お寺の銀杏はもう枯葉になっていました。棡原らしく柚子の木が実っていました。さらに急坂を進むと、山道(古道)になり、自転車を持ち上げて進みました。

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 斜面をトラバース気味に上がると、薄原となり上野原まで景色が広がります。道にでっかい動物の糞が落ちていましたが熊だといやだな。熊注意の看板があり、はち合わせしないようにと置いてあるぼこぼこになったガロン缶を蹴飛ばして音を鳴らしてから前に進みます。沢を木橋でわたって暗い杉林を進みましたが、やがて陽当りする明るい感じの広場に着いてほっとしました。ポカポカするなか自転車と並んで座っておにぎりを食べしばらく寛ぎました。

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 ふたたび山の中を進むようになりました。道はたくさんの落ち葉で埋められていて、泥除けとタイヤの間に挟まって、騒々しい音を立てます。そのたびに止まって取り除きます。やがて到着した峠には、何体かのお地蔵さんと石碑があり、陽が射して明るい雰囲気が好い感じ。そこを超えると民家の軒先に出たのでいったん道なりに下りましたが、どうも違っているようなので、戻って軒を通らせていただいて車道に入りました。

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 ここの集落(古棡)のお寺の先から、再び山道となります。落ち葉をがさがささせながら進むと、怪しい気配を感じた集落の犬が遠くで吠えています。やがてじぐざぐ上がっていくと馬頭観音のある場所がありました。さらに上がっていくと「峠塚原」と書いた看板のある雰囲気のよい場所に到着。主のいない台座にはお地蔵さんがいらっしゃったのでしょうか。やがて三叉路となり、藤尾と書いた矢印の方角の道を進みます。倒木を乗り超え細い道を詰めていくとだんだん細くなり怪しくなりました。ピークを越えて行く道は赤テープもなく、古道というよりも樵道のような風情。自転車を置いて偵察してみましたがいまひとつ自信がありません。ですが他に進む道もないようなので、間違ったかと思い指導標のある場所に戻り丸山と書いた方向に行ってみましたがこちらも様子が違うので、あきらめて元来た道を戻りました。

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 さっきの民家から車道のたいへんな急坂を下った。車道を先回りして、向こう側から予定コースを辿って見ようと思いました。鶴峠に行く道に合流してから、腰越林道に進まず、坂を上って藤尾を過ぎたあたりから右折してさらに坂を上がります。上の集落のなかをジグザグして行きついたところは民家。はて?と思って少し戻ったところに山道の入口があったのでそこに自転車をデポして空身で進みました。

 細い道をつめていくとやがて暗い杉林のなかとなりました。空からヘリのホバリングする大きな音が聞こえてくる。植林のなかをつめていくと、さっき進むのをあきらめた道につながりました。杣道だと思ったところが結局正しかったようです。それにしてもこのような細い山道を自転車を連れて進むのはたいへんそうだなーと思いました。

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 自転車を置いた場所に戻ると、先の民家の人が近くまで来て「山火事が起きたと連絡があったけど大丈夫ですか」と聞かれましたので「ヘリコプターが飛んでいましたが、そのような気配はありませんでした。乾燥しているので大事にならないといいですね」と答えました。やがて下の集落のサイレンがウーッとけたたましく鳴りだし、家々の人が心配そうに外に出て様子を伺っています。消防団の法被を着た男たちが消防施設のところに集まってきました。大したことがないといいなと思いながら、来た道を戻って帰路につきました。途中の集落でも、消防団の人や消防車とすれ違いました。町田街道の途中で日暮れ、たいへん冷えるなか、18時前帰宅。翌日見つけたネットの記事。

<上野原で山林火災 消火活動中断(日テレニュース24より)>

17日午後、上野原市で山火事が発生した。消火活動が行われたが鎮火には至らず、消防は18日朝から消火活動を再開する。上野原警察署によると、17日午後1時35分ごろ、同市棡原の丸山から煙が出ているのを地域住民が見つけ110番通報した。県の防災ヘリが上空から散水したほか、地上からも消防隊員らが約150人態勢で消火にあたったが日没までに鎮火には至らず、活動はいったん打ち切られた。火は風により西側に広がっているものとみられる。丸山の麓には集落があり、警察や地元の消防団が夜通しで警戒を続ける。

 パスハンティングというのを久しぶり(高校生のとき、花背峠から大見尾根を通って以来)にやりましたが、楽しいですね。オールラウンドなランドナーでも対応できますが、泥除けに落ち葉や枯れ枝をひっかけるのが面倒だし何よりも車体が重たいのがハンデになるので、今日以上の山道では対応が難しそう。金毘羅尾根にも行ってみたいがちょっと無理っぽいですね。マウンテンバイクでなく軽いパスハンターが欲しいところです。


Commented by とし at 2017-12-19 08:21
こんにちは。古道、あのランドナーで行ったのですね。私はこのようなコースはパスハンもどき号(ヘロン号)で出かけます。おっしゃる通り泥除けやら重さやらが大変なので(^^;花背峠からのパスハンも面白そうですね。最近はトレランコースとして整備?もしているらしいですが、一度行ってみたいです
Commented by paparouh at 2017-12-20 07:21
> としさん
おはようございます。押すにしても、ランドナーは、山道だと重たいですね。担ぐのに楽なパスハンターかシクロクロスがあると良いのですが、置く場所がありません。花背峠から先、どんなところだったか、あまりに昔のことで、忘れてしまいました。行かれたらブログ読ませてくださいね。
Commented by INTER8 at 2017-12-23 14:09
西原古道へいったんですね、ランドナーでは厳しそうですが昔は皆さんそうやって山へ入っていましたよね
シクロクロスの導入を検討してみてはいかがでしょう
ぱぱろうさんには向いていると思います
綱子尾根から見えた煙はやはり山火事でしたか
夜通し燃えたとすると広範囲が焼けてしまったでしょうね
Commented by paparouh at 2017-12-24 10:03
> INTER8さん
自転車は、スポーツとしてと、旅を楽しむためのツールとしての、ふたつの楽しみ方があるように思います。最近の自分の走り方を振り返ると、確かに前者の感じが強いようですが、シクロクロスにすると、漕ぐのは随分楽になりそうですが旅の感じがなくなってしまう気がして・・。わが家に置く場所がないというのは別としましても、やっぱりランドナーかな。いまのAZUランドナーはよく走りますし。山火事は最小限の被害であってほしいですね。
by paparouh | 2017-12-18 22:15 | 山梨県東部・富士五湖 | Comments(4)

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