三浦半島ファストラン+大楠山
2017年 12月 24日
1.コース
自宅-三浦半島時計回り周回-大楠山-藤沢-自宅 155キロ
(ルートラボ)https://ridewithgps.com/routes/30473679
2.実施日:2017年12月23日(土) 晴れ
3.実施者:単独
4.日記
内海は、反時計まわり、外海はその逆。ファストランといっても、できるだけ平地25キロ以上、長い坂でも15キロ以上の巡行速度を維持して走ろうという程度。遅いと思うが、いまの自分の実力だとそれが目一杯でしょう。自宅発7時30分。

16号では、スピードに乗ってもすぐに次の信号につかまってしまいます。ランドナーはロードと比べると重いので、立ち上がりはどうしても遅れがちになりますが、ペースに乗ると自重の効果で先行するロードに追いつき負けずに巡行することができると思います。が、それを維持するライダーのスタミナが続かないのは、どうしようもないですね。
横須賀を過ぎたあたりから、若いロードの方が増えました。先行しているのを見つけると後について引いてもらうようにしました。ひとりで漕ぐとサボって25キロくらいだが、そうすることで30キロを超えるスピードで進むことができます。走水の坂にある展望所で猿島方面の写真を撮っていると、自分よりもだいぶお年を召した方のグループ(男女混合)がやってきました。みんなロードに乗って楽しそう。観音崎にもロードの方がたくさん。ここの坂のトンネルを潜って出ると、道路に面した海が午前の光を受けてきらきらと光っています。いつものようにかもめ団地を通ってから浦賀に入る。湾をまわり、ドックの横を通って進んで渡船場の赤信号に停まると、そこにいた数十名のロードの一団が同じ方向に出発していきました。初心者と思われる方もいて、どこかのショップのツアーなのかなと思って後につきましたが、その先の坂で遅くなったところ、挨拶しながら横を抜かせていただきます。






久里浜港の入口にあるコンビニで休憩。パンとコーヒーをいただいてから三浦海岸を進むと先行するロードに追いついたので金田港まで後につかせて引いていただきます。そこから上がる台地の坂で、おひとり抜かせていただきましたが、もうひとりのとても体格のよい方、予想に反して早く上がっていかれました。上のコンビニでいったん幹線と別れ、大根畑のなかのんびりモードで間口漁港の方に向かいました。畑のなかで、大根をもったお母さんがいました。





海に面した湾沿いのアップダウンを進みます。風車のある丘の坂を過ぎ、長居して夕方までに戻らないと今日は家人に申し訳ないと、寄る予定だった城ケ崎はパスして三崎の丘を上がりました。そこからダウンヒルを楽しんでいると、ここでも向こうからたくさんのロードの人が上がってこられます。神奈川も自転車を楽しむ人が多くなったなあと思いました。駐屯地の横を通り大楠山入口のスーパーで弁当を買って、山上がりを開始します。体感で20%くらいありそうな坂も長くなく、上がってしまうとしばらく緩くなり、再び同じくらいの坂が現れます。しかし高々300mほどの山、どこかジャングルっぽい雰囲気の道を我慢して漕ぐとすぐに上がってしまいます。山の上に続く階段の下に自転車をデポして、さっき買った弁当を持って上がりました。頂上に立っている展望台にあがり東西南北の景色を楽しみました。今日や晴天ですが黄砂か何か少し靄がかかっているようで富士山は見ることができません。昭和の雰囲気のただよう売店でおーいお茶を求め、頂上広場のベンチに腰かけて弁当を食べていると、横で外人と日本人女性カップル二組が日本語と英語で何やらはしゃいでいます。



さて、再び降りて半島沿いの道を北上します。葉山の手前あがりからだいぶ渋滞気味で、車列の横をすりぬけながら進みました。葉山の街中の道で例の自転車屋さんを見つけましたが特に用もないのでそのまま通過。趣向が同じそうな多くのお客さんがいらっしゃいました。材木座海岸で何組からのカップルがクリスマス前の雰囲気を楽しんでいるのを見ます。渋滞の激しい江ノ電沿いをすり抜け、西日を受けて輝く江の島を見てから腰越から藤沢を通り、境川CRを通りました。いつもは藤沢街道を進みますが、今日一日車にだいぶ気を遣いましたので最後解放されたいと思った。でももう足が疲労して25キロ以上で走る元気はないので、しばりを解いていつものペースでゆっくり漕いだのでした。途中の公園のトイレに寄ったところで、ドロップハンドルのコルクのエンドキャップが欠けていることに気が付きました。材木座の写真を撮ろうとして立て掛けた自転車が不安定で横に倒れてしまったときに落としたのだろうと思われます。なので、町田街道を通ってイトイサイクルに寄って補充して帰宅しました(コルクのエンドキャップは置いていなかったので、東京サンエスの布テープ用のエンドを購入しました)。帰宅18時前。



クルマの掃除をして、洗濯をして、シャワーを浴びてから、嫁はんがオーブンで焼いてくれたチキンとクラムチャウダーを息子と3人でいただきました。上の娘は、サークルのクリスマス会とかでいつものように夜遅く帰宅したようですが、そのころはとうに酔っぱらって寝ていたのでした。
夏の三浦も、夏っぽくてよいが、冬の三浦も、暖かくて、海が煌いて好きな場所のひとつです。
大楠山の昭和の売店(レストラン!?)はまだ健在ですね。
ここは冬場の晴天時に上るのがベストだと思ってます。
夏と冬に上りましたが、夏の印象は暑い、苦しい、展望霞む、でしたから(苦笑)。
自転車は階段下に置くしかないですが、あそこなら盗難の心配もないですね。
大楠山の売店は味わいがありますよね。このたびは、店主(?)の方は下のほうでどなたかと油を売っていらっしゃいましたが、売店で飲料を注文するとすぐに戻って丁寧に応対してくださいました。お湯は準備しているようなので、中のスペースで購入したカップラーメンをいただくのも楽しそうですね。
このコースの隠れた楽しみは団地めぐりだったりします。

