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小田原まで

1.コース

自宅-半原越-土山峠-菩提峠-戸川-松田-足柄峠-足柄-御殿場-長尾峠-湯本-小田原 155.5キロ

(ルート)https://ridewithgps.com/routes/30482454

2.実施日:2018年1月7日(日)晴れ

3.実施者:単独

4.日記

 走り初めは、小田原まで、サイクリング。

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 もう少し早く出たかったが、布団の温さに負けて、自宅発5時30分。寒いが、厚着のお蔭で、思ったほどではない。町田街道を北上。桜美林のコンビニでパンとコーヒーを求め、店内のイートインコーナーでいただく。橋本から城山に入り、長竹の坂を上り下りして半原に入り再びコンビニ休憩。厠を借り行動食(おにぎりふたつ)を求めた。オギノパンの工場があり中で出来立てがいただけるよう。諸兄のブログで話題の韮尾根と合わせて、今度出かけてみよう。住宅地のなかの坂を詰め、杉林の暗い法論堂林道に入る。高くなると、冬枯れの木々越しに愛川・中津川の街並みが遠くまで望めた。半原越えは3度目。前回通ってからだいぶ経っていて、「ここは楽勝」と思い込んでいたが、結構ぐいぐい上がらされた。しかし距離はそれほどでもなくほどなく峠到着(8時50分)。記念写真したらすぐに向こう側に下った。

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 前に通行された方の記録を見ていたので不安はないが、車が通らないせいか道は荒れていた。路上に、積もった落ち葉や枯れ枝、岩屑を除けながら進んだ。水にぬれた箇所は路面が凍結していたので降りて通過。問題の箇所は、縁石のところを慎重に通った。途中犬の散歩中の人2名。その横を通って、宮ケ瀬に通じる幹線に出て明るい陽射しを受けて心なしかほっとする。土山峠まで、じわじわ上がるが勾配は左程でなく黙々と漕ぐ。ピークのところで若いロードの方2名の横を挨拶をいいながら抜かせていただいた。峠といっても、屹度ダムが出来る前そうであったことの名残のよう、上がってからは、ほぼ水平に湖面に沿った道がついている。そこを快調に飛ばすと、後ろに気配。ちらと振り返るとクロスバイクのおじさんがぴったり後ろについていたが、抜く様子もなく、橋を渡ったところで距離を開けたと思ったが、ヤビツに向かう道のところで抜かれた。そしてそのまましばらく追走・引いていただいたが、やがて離され置いていかれた。そういう訳で、宮ケ瀬の園地で休憩したかったが、停まらずに進んでしまったので、以降もしばらく淡々と漕いだ。谷を折り返し、丹沢山に向かうハイカーの車の路上駐車の場所を過ぎ、唐沢林道の入口あたりのモミの木の森のところが陽当りがよく休憩、行動食を食べていると、メジロかツグミかが近くに遊びにきた。和鳥は、かわいいなあ。

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 国民宿舎のところの橋を渡ってから、道幅が広くなり坂道も徐々にきつくなる。青山荘を過ぎたところで最小に落とし、ポリバケツに水を汲んでいる人を横に見てゆっくり上がる。富士見山荘があったらしい分岐を直進、きつい坂を我慢して得意のじぐざぐ上がりするとほどなく緩くなりやがて菩提の駐車場の広場に到着(11時03分)。丸焼けになった黒焦げの2台の車をレッカーが撤去している最中だが、何があったのだろうか。そういう訳であまりよい気持ちはしないが、半原・菩提と続けてきて太腿に疲労を感じたので地面に座ってストレッチした。

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 表丹沢林道の方へ進むと、相模平野の向こうに相模灘が広がり、午前の陽を受けてきらきらと輝いている。その先伊豆半島や大島の展望をしばし愛でた後、下って山肌に沿った道を進んだが、最初少し上がった後は徐々に高度を下げる。海の方は木々に遮られて常に見えないが、木が生えていない場所に進むたびに少しずつ表情を変える景色を見ながら楽しくサイクリングした。丹沢の山の上を見ると、青空を背景にたくさんのパラグライダーが上昇気流を受け空中で旋回していた。

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 菩提に降りず、さらに進んでから、戸川からの地道に合流する。ここも日陰の濡れた場所は凍結していて滑らないよう下車して進んだ。すると、下からマウンテンバイクな人が上がってきたのでお互い挨拶を交わした。途中の水汲み場は珍しく誰もいなかったので、停まってボトルに詰めた。飲んでみると甘露な味わい、これで水割りを飲むとうまそう。途中断崖に沿って下っていく箇所があるが、効かないカンチのブレーキ操作を誤って落ちるとたいへんなので、ゆっくり下った。やがて苦手なダート下りが終り、公園のなかを通る道をダーっと下って、渋沢の街に入る。後ろを振り返ると青空を背景にした丹沢の山々が美しい。しばらく246を下って新松田駅に至る。よい時間だし腹も減ったので小田急の駅そばで天ぷらそばとおいなりふたついただいた。

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 酒匂川にかかる橋を渡り西へ。大雄山のところを右折して足柄道につく。地蔵堂を経て矢倉沢の林道を経て箱根につくのが恒例のようだが、今日は足柄峠へ。この道も随分久しぶり、途中トレランの人数名とすれ違いながらえっちらおっちら上がるが、黒白線のほうが全然楽じゃんと思いながら進んだ。途中ロードバイクな人に抜かれ、最後は、ジョギングのおじさんにも抜かれた。体も火照り冬用手袋も熱く中で汗をかいているので途中で素手にした。それでも足はつくまいと、蝸牛のように上がり続けると、見晴らし台のバス停があったのでそれを口実に足を停めた(見晴らしは、それほど良くないように思った)。そこから先2~3キロほど変わらずヘアピンカーブのきつい坂を我慢して上がり続ける。すると木々の植生が密でなくなり、明るく、来し方の開成の方に続く眺望も開けなかなか気持ちがよい。万葉公園や茶屋を過ぎ、ほどなく足柄峠到着(14時20分)。展望台になっているらしい道路の上の方から富士の眺望を楽しむ人たちの声が聞こえてきた。

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 足柄に向けて杉木立の暗い道を下った。今日は車道を通ったが、並行して所どころ石畳のある古道も通っているので古を思いながら押してパスするのも悪くないな、と思った。御殿場線の踏切を渡り、御殿場まで上がり基調の道を移動、幹線に交流してから、アウトレットモールにつながる長い車列の横を通って、今日4度目か5度目のヒルクライム開始。だが、空腹に勝てず、手前のコンビニに寄って、唐揚げと惣菜パンと温かいポッカレモン飲料を腹に収めた(空腹に、結構浸みた)。はじめ10%を超える傾斜もあるが、分岐からは緩めの坂道、だがもう足の余裕がないので軽いギヤをくるくる回して進んだ。途中富士の見える茶屋跡に停めて自転車を撮ろうとしたがうまくない(ここにも石原慎太郎氏のタイソウな碑あり、富士山を背景に「美しい日本」だって。殿様がアッパレといっているような)。さらに3キロほどすすんで長尾峠のトンネルを潜る。峠着16時40分。日暮れまでに上がることができてよかった。大湧谷から白煙が高くまで上がっているのが見える。

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 寒いなか仙石原を下り、車道に合流。途中のコンビニで日暮れに備えバッテリー電池を交換した。途中で日暮れ、たいへん寒いなか、硫黄の匂いをかぎながら、少し濡れた路面をスリップしないようスピードを出して下ったが、やがて箱根帰りの渋滞につかまる。テールランプを灯した車列が延々続く横をすり抜けつつ、ときに左側いっぱいに進む車に往生して悪態をつきながら進んだが、途中の宮ノ下やら大平台やら塔ノ沢やらの旅館の灯りが暖かそう。たいへん寒い冬の夜の温泉街の雰囲気はロマンチック、温泉宿に逗留してみたいなと思いつつ、下った。湯本の手前から歩道を通行することができ、狭い車列の横を通行するストレスから解放された。最後小田原まで下り基調、寒いのがいやで温まりたく、ギヤをトップにして40キロほどのファストランで移動。小田原駅到着18時前、温い駅そばを食べて帰ろうかと思ったが混雑したのでやめて小田急の急行で町田に向かったのであった。

 「晩御飯は食べてきて」とのことなので、町田の日高屋に寄ったが、きちんと分煙していないようなのでパス、途中にある山田うどん、ここに初めて入って、タンメンと玉子丼を注文したが、安くでボリュームがあって悪くなかった。今後晩飯を食べて帰るパターンのときはここを利用しよう。


by paparouh | 2018-01-08 21:10 | 神奈川県西部 | Comments(0)

サイクリングのことを記録していきます。


by ぱぱろう
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