春の房総林道快走ラン
2018年 04月 02日
1.コース
姉ヶ崎-丹原林道-音信山林道-万田野林道-大福山林道-天津林道-天津-鴨川-嶺岡林道-安房勝山-金谷港 108.4キロ
(ルートラボ)https://ridewithgps.com/routes/30485325
2.実施日:2018年4月1日(日)晴れのち曇り
3.同行者:Tさん
4.日記
今日は、FCYCLEの企画で、Tさんと、恒例の房総横断縦断林道ツアーに出かけてきたが、春の清々しい1日、たいへん気持ちよくまた充実したランを楽しむことができた。
朝、姉ヶ崎駅前の日向で、自転車を組んでいるときは、陽射しが暑く、春を通り越して初夏のような感じでどうなるかと思ったが、走り出してみると、空気は肌にひんやり涼しく、快適でよかった。そして、それほど期待していなかった花の便りが随所に見られたことも。なかでも特に印象的だったのは、尾根を通る林道から木々越しに広がる森のなか点々と彩を添える山桜であり、嶺岡林道の桜であった。ここは、かつては放牧をしていたようで、人手が入る分桜の樹も植えられたということであろうが、こんなに咲いているとは思ってなくて、ややジャングルっぽい道のアップ・ダウンを繰り返すなか、次々と現れる頭上や路肩の桃や白の桜の花を愛でながら走ったのであった。桜だけでなくて、シャガやオオイヌノフグリ、タンポポさんなどの道端に咲く草花にも春を感じた。途中の田んぼでは、今年初めて蛙の声を聞いたと思ってTさんに報告すると、先だっての下総台地でも確認できたという。その蛙を狙ってか、道の真ん中にどぎつい柄のヤマガカシが横たわっていたので、タイヤで踏んづけないよう回避して見ていると、Tさんが来る前に茂みに隠れてしまった。鶯など春告げ鳥の声も随所に聞かれた。あるいは、嶺岡林道沿いに何か所かあった、水が張られた隠し田のようなところの風情も、田舎の雰囲気がよく出ていて心に残った。薬を飲んでいるお蔭で、花粉症はそれほどひどくならなかった。
今日のコースのよいところのひとつは、思いのほか眺望が楽しめることではないだろうか。林道の標高は精々300mくらいと決して高くないものの、木々越しに、前半の縦断林道では東西に、後半の横断林道は南北に、森が思うより重畳と続いて、それをちらちら見ながら、ほとんど車の来ない道を通るのが楽しく気持ちがよい。なので、グループサイクリングであることを忘れて、澄明な空気のなか、自転車で通るのに丁度よい坂と幅の林道をめいめい夢中で快走したのであった。
既往、サイクリングを再開しようと、若い時分に乗っていたランドナーを探したが、いつの間にか時代が変わっていて、マイノリティの部類に入っていることを知った。だが、流行っているらしい、「ロードバイク」は、なんでシートピラーがこんなに突き出ているのかとか、ダイアモンド型でないフレームの形とか、見た感じが馴染めなくて、やっぱりランドナーが欲しくて探すうち、サイクルスポットトライアングルという大阪の店が、AZUというショップブランドのランドナーを通信販売していることがわかり、他に入手するよいすべを知らなかったので、店主の辻林さんに電話して注文したのであった。
ブログ拝読しております。
Tさんのことが書かれていたので、懐かしくてついカミングアウトしてみました。
TさんとはニフティのFCYCLE時代によくご一緒させて頂きました。
その後、子どもが出来たり自分がmixiに行かなかったりで、お会いする機会は
激減してしまいましたが、こうして人伝てに活躍を聞くと、同窓生的な嬉しい気分になれます。
しかしTさんのヘルメットというのは時の流れを感じますね。
ヘルメットを強制しないでほしいというのは、全く同感です。
ヘルメット不要論を唱えるつもりは毛頭ありませんが、
自転車は本質的に自由な乗り物であってほしいと思っているので、
強制は抵抗があります。
交通ルールとは根本的なところで違うと思うんですけどね。
ブログ読んでくださり、またコメントもいただき、ありがとうございます。
FCYCLEの活動が、ニフティをベースに、活発に行われたようですね。そのころは、わたしは自転車趣味を再開していなかったのですが、いまは、みなさんのサイトやブログで残されている当時の様子を見て、かつてどんなだったのか想像したりしております。Tさんからも、当時のことを教えていただいたことがあります。
ヘルメットをかぶることにしたわけをTさんに伺いましたが、安心の観点からも、彼は着用したほうがほうがよいと思いました。しかし、自転車乗りはすべて着用を義務化するなどというのは、おっしゃるように、行き過ぎだと思います。自転車に乗らない人にそんなこといわれないよう、みんなルールとマナーを守って自転車を楽しみたいですよね。
追伸です。すずさんのブログ、リンクさせていただきました。今後ともよろしくお願いします。
またリンクまで、恐れ入ります。
こちらこそよろしくお願いします。