1.コース
自宅-藤野-和田峠-醍醐-入山峠-盆堀-本宿-神戸-大ダワ-氷川-梅郷-梅ケ谷峠-戸沢峠-高尾-自宅 163キロ
(ルート)https://ridewithgps.com/routes/30473141
2.実施日:2019年2月24日(日)晴れ
3.実施者:単独
4.日記
早起きして遠乗りに出かけるつもりでしたが、いつものように布団の温さに負けてしまいました。7時30分過ぎ自宅発。桜美林のコンビニは閉じられましたが、そのすぐ先に新しい店舗が25日から開店するよう。そこを通り過ぎ、同じチェーンの小山の店で行動食の買い出し・朝食。イートインコーナーに座って食べていると、店のなか、両親に連れられた子どもが「チョコアイスほしい」と連呼しています。そこを除くと、彼らは3人掛けの座席に座って弁当を分け合って食べはじめたので、空くのを待っていたようです。 町田街道では、多くのロードに抜かれました。“YOU CAN”というショップのユニフォームの人たちが抜いていったので、しばらく追走しました。抜くときに、せめて左手をあげて合図してほしいが、特に若いひとは確実に挨拶しないようですね。みんな速そうなロードバイクにヘルメットにサングラス・自転車専用のユニフォームにタイツ姿。若いころ、裾を絞ったジャージで走っていた頃が逆に懐かしく感じられます。城山付近で先行するロードに追いつきましたが、彼らは道沿いのコンビニに入っていきました。三ケ木の坂を上がり、小泉今日子様の母校という津久井高校を過ぎて相模湖の橋を渡ります。午前の陽の光に照らされた千木良の街並みを過ぎ、国道を西に進む。藤野で中央線をクロスし隧道を潜ると、里山の雰囲気となりポタリングしながら坂を上がっていきました。
和田林道を、先週は八王子側から上がりましたが、今日は藤野から。あちら側だと急登が連続して足を休める暇はありませんが、こちら側は急な箇所と緩む箇所が適度な間隔になっているので、その分楽に山上がりを楽しむことができます。斜面に植えられた紅梅が咲いていました。テラスのある展望所からは、先週同様道志の山の谷の先に雪を被った富士が見え、足元を見るとオオイヌノフグリが青と白の花びらの可憐な花を咲かせています。それらの写真を撮らなかったのは、止まらずにさっさと上がってしまいたいから。しかし、峠直前で若いロードに抜かれてしまいました。和田のバス停発10時53分、和田峠到着11時30分。峠の茶屋でサイダーを注文してしばらく寛いでいると、陣馬山から降りてきたお年寄りグループが茶屋に「地図はないですか」と尋ねています。聞いていると、このあと醍醐峠に進んで和田に下るようですが、ハイキングコースとはいえ、地図も磁石もなしに山に入るのは心配です。
さて徐に下り始めました。今日も醍醐林道には進みませんでした。途中で何名かのヒルクライム中のロードとすれ違います。上案下の民家を過ぎ、しばらく進んで醍醐への分岐に至る。左折して小学校の佇まいなど見ながら、渓流に沿って道を進みました。やがて盆堀林道への分岐を曲り、2度目の山上がりを始めました。途中で、下りてくるオートバイがいましたが、その先の林道入口にはガードが設けられていて、隙間を自転車は通すことができるがバイクはどうなのだろうと思いました。しかし最後まで戻ってこなかったので通過することができたようです。しばらく上がると、下の方から人の声が。人気がないはずなのに変だなと思いさらに進んでから見下ろすと、遅れてきたトレイルランナーらしきふたりの声のようでした。その声と一定の距離をおいて、つかず離れずのペースで山上がりを続けました。伐採された斜面の山肌を巻きつつ、詰めたところの隧道を潜ると、向こう側の皆伐採の斜面に出ました。ハイカーひとり、それにクロスバイクに乗った中学生か高校生くらの少年がひとり自転車をバックに山の写真を撮っています。その横を挨拶しながら過ぎると、入山峠はもうすぐ。醍醐から上がったのは今日初めてですが、五日市からの上がりと比べると坂が緩いので随分楽でしたね。峠到着12時35分。ミニベロのおじさんに挨拶してから峠の写真を撮り、おにぎりを食べていると、山の尾根の方からさっきとは別のトレイルランナーのひとたちが降りてきました。
ひと息つけてから下り始めました。ここでもヒルクライムを楽しむロード何名かと行き違いました。盆堀川沿いの杉の美林に囲まれた渓流沿いの道は、夏は涼しいが今日は寒さを感じます。この谷の、道沿いの入会地の名前が面白いのですが、看板はみな向こうを向いてこちらから名前を読むことができません。しかし、頭の中はこれからの行動計画で占められていました。予定では、梅ノ木峠に進むつもりでしたが、まだ昼前なので、もう少し漕ぐことにしました。下って、檜原街道に入ってから折よくコンビニがあったのでいつものようにカレーヌードルと腹持ちのよい揚げた鶏肉を食べてこれからの走りに備えました。 前に走っているバスの行先表示は「藤倉」とあったので、これについていけばよいと思って漕ぎました。十里木の分岐で右に行くと思いきや、左に進んで行ったので、これだと甲武トンネル・都民の森方向に行ってしまうではないかと疑問に思いましたが、もしそうであれば行きがかりで風張峠に上がっていいやと思って進みます(あとで地図を確認すると、分岐で右を進めば当初の予定であった梅ノ木峠方面に行くことがわかりました)。やがて檜原村の役所を過ぐると、ふたたび分岐となり、ここで道を間違えていないことを理解しました。右折して秋川の左岸を徐々に上がります。この近くのまだ訪れたことのない時坂峠はまたこの次にしましょう。檜原村のYHは残念ながら閉鎖したようです。そこを右に曲がって神戸に向かいます。村落を過ぎキャンプ場やバンガロー村のなかを通りますが、夏場の賑わいはなくひっそりしています。バッテリーランプを照らして、まっ暗な神戸岩の隧道を通っていると、先のほうから子どもの声。その子でなく、後ろのおとうさんが電灯の光を見て「うわっ、何だ。こわい、こわい」といっていました。
隧道の先は、ゲートが設けられ道はクローズされているようです(事前にネットで、日曜日は通行可と見たように思うのですが)。門の前には林道事務所らいしひとの車が停められ、ハイカーに何か説明をしていました(説明を聞いたハイカーはもときた道を戻っていきました)。続いて前に進んで、屹度何かいわれるであろうと覚悟したものの、管理人の車はこちらに「気が付かず」戻っていきました。そういう訳でここを無事通過して、さらに人気のなくなった山道を上っていきます。誰もいないと思ったら、黒い大きな犬を連れた若者がいて「こんにちは」といいました。また、なぜか高級自動車2台と遭遇しましたが抜けられるのでしょうか。途中で林道最前線といった山の風情。斜面は切り出した倒木が荒々しく積み重ねられ、残置されたショベルカーやホイールローダが山仕事の激しさを物語っています。そんななかを淡々と進むうち、坂の斜度はだんだんと増し、コンクリートの路上はすべり止めの傷がつけられています。躊躇なくロー・ローの30T×26Tに落とすと、まるで蝸牛くらいにしか進みませんが、それでも坂に負けずに漕ぎ続けると思うより早く高度を稼ぐことができます。しかしここは和田や入山よりもさらにもうひとまわり高く深く、カーブを曲って見るとまだ上の方に山並みが連なってなかなか容易ではありません。ただ中盤以降いっとききつかった坂はそれほどでもなくなり、息もあがるほどではないので、落ち着いて上がり続けると、ここでも皆伐採された斜面に出ました。上のほうに目を向けるとこれから進むべき道路が二重に通っているのが見えますが、実際に漕いでみると見た目ほどでなく、すぐそこに到着しました。その先、坂が緩んだところを詰めるとすぐに鞍部の大ダワに到着。張られたロープの下を潜って、峠の広場に到着しました。神戸岩発14時、大ダワ着15時10分。


ここにある公衆便所を使ってから、鋸山林道を奥多摩に落ちていきました。道は舗装しているものの、クラックや穴があり坂も急なので油断できません。ゆるゆると下っていきましたが、枯木の山もそれらしくてよい雰囲気です。そういえば、かつて冬季に奥多摩から上がって積もった雪に苦しめられた覚えがありますが、北斜面のこちら側も汚れた雪溜まりが数か所あっただけで積雪の跡もなく、この冬の降雪の少なさを物語っています。ブレーキレバーを握るのに疲れたころ、木の間から、向こうの山の真ん中に日原のセメント工場が望見できる場所に下りました。氷川の国道に合流してからも停まらずに進む。奥多摩駅の先のコンビニは閉店したと聞いていましたが、営業していました。途中古里の分岐のコンビニで休憩、冷たい飲み物(PBフルーツオーレ)で喉の渇きを潤し、小物のチョコレートで小腹を満たします。そこから、いつもと違って吉野街道を選択いたしましたが、こちらの方がアップダウンも少なくて走りやすいような気がします。日向和田で右に折れて梅ケ谷峠・戸沢峠を経て、高尾から町田街道まで、法政大学のところのコンビニで厠を借りた以外は停まらずにファストランで進みました。その際、自動車が渋滞するのは仕方ないが、左に寄って結果的にでも通行の邪魔をされるのはよい気分ではありません。町田から先のいつもの山田うどん到着は19時05分。もはや定例となった、「たんめん」と「ミニだまご丼」にクーポンのコロッケを注文して一気に腹に収めると、食べたごはんがすきっ腹に浸みました。レジのときにまた新しいクーポンをくれました。今日のコース、いつもと逆の経路を辿りました。3つの峠とも、今回のほうが坂が緩めですが、最後に大物の大ダワが控えているので、走るのにどちらがよいか一概にいえないように思います。しかし、初春の、まだ寒い、明るい晴れた一日、東京近郊の手近な峠走りを楽しんで、最後、心地よい疲れを湯につかって癒す楽しみに変わりありません。