上日川峠まで
2020年 04月 06日
1.コース
自宅-雛鶴トンネル-黒野田林道-笹子峠-上日川峠-塩山 145キロ
(ルート)https://connect.garmin.com/modern/activity/4745300868
2.実施日:2020年4月5日(日)晴れ昼過ぎから曇りときどき小雨
3.実施者:単独
4.日記

5時20分自宅発。桜美林の松屋で朝食を食べてから、Edge530のログを再開しようとして、「保存」を押してしまい、データをリセットしてしまった。あれこれ機能があるのは結構だが、俺にとってはオーバースペックだ。年寄り向けにシンプルにしてほしい。三ケ木の坂で今日の調子を見る。可もなく不可もなくといったところ。それよりも朝の一大事を済ませたい。その先のコンビニで、すっきり。
相模川の橋を渡って、千木良に右折せず直進。ピクニックランド入口のところを左折で鼠坂。上がったところの、朝の日の光に輝く開けた見通しのよい景色が気持ちよい。犬の散歩のおじさんが来る前に写真撮影。台風19号の爪痕を横に見ながら進む。牧野へとつながる急坂を上って、集落のなかをアップダウンして横切って、斜めに上る坂のところで、雄鶏の勇ましい鬨の声。藤野のほうへいったん向かってから、折り返して秋山への道に入る。斜面の畑でおじさんが農作業している。役場の手前の高いところから桜の花まっさかりの台地を望む。アップダウンを繰り返しつつ徐々に高度をあげていく。ビストロ洋食屋さん、一度入ってみたいな。横を若いロード集団が無言で抜いていったが、今日は先が長い。マイペースを保とう。最後の集落の炭焼き小屋のところで休憩。ここにきいて早くも空腹に苛まれたので、おにぎりひとつ。そういえば途中のお饅頭屋さんは閉店中であった。うまくタイミングがあえば買おうと思っていたのに、残念。徐に再開、雛鶴神社の横を通って2度ほどカーブを曲がって上の進むとトンネルはすぐ(到着9時58分)。ここの飼い山羊たちと会話することを楽しみにしていたのに、いなくなってしまったようだ。潜ってから、一度急カーブを曲がったあと、リニア実験線の横の坂をびゅんと下って集落のなかを抜けいつもの神社に到着。桜を背景に写真をとっていると、向こうからおじいさんがよたよたと歩いてきた。その先のコンビニエンスでふたたび休憩。揚げた鶏肉を買って、店前でカレーヌードルを熱湯で戻していると、灰皿が撤去されているのに、バイクのおじさんがたばこを出したので遠くに避難。









山の途中でにわか雨に見舞われた。一度上がったかと思われたが、笹子峠の杉林のなかの上がりで再び雨脚が強くなったので、サドルバッグからビニール袋を出してサイコンのカバーにした。矢立の杉の入口を過ぎると、上の隧道まではあと2キロほどだろうか。当時は自動車も往来したというだけあって安定した緩い坂を上っての到着は14時15分。潜ってから向こう側に出ると青空が広がっていてほっとした。緩く長い坂をずっと下って駒飼宿。そこにあるお寺と桜が、風情があってきれいだが、時間が押しているので止まらずに進む。国道に合流してから、駅のほうに少しあがってコンビニ着。おにぎりひとつと、温かいほうじ茶を求める。空は、いまは晴れているが、まだ14時30分過なのに、だいぶ冷え込んできた。


ここから上日川峠まで距離20キロ、標高差1,000メートル強。最後に大物が控えている。目標到着時間17時30分。亀の歩みでもよいから、日暮れまでに着けばいいや、焦らずに進んで行こう、と思って自転車を進めた。この道を上がるのは二度目。前回は途中で林道焼山線に進んだので、県道を通しで上がるのは初めて。国道を別れるといきなりの急登で先が思いやられる。ここから先30T×26T一択。しばらくは向かい風で往生する。景徳院を過ぎる。合戦場跡の立札を見て、日川レジャーセンターを過ぎる。せっかくの行楽シーズンだが、外出自粛とて、親子連れひと組のみ。しばらくは10%内外がずっと続いた。温泉宿や人気のない民宿を通りすぎ、淡々と上がっていった。2度・3度と大きなカーブを曲がって高度を稼ぐ。竜門渓に沿って、上の隧道を潜り、焼山線を別けると栖雲寺。ここまで上がってくると幾分坂が緩み、少しほっとする。だが目線の先の道は山間の狭い谷間をずっと奥まで分け入っている。人気もなく寂しい道だ。それをずっと上ってから、しばらく平坦、ふたたびペダルを踏んばって、坂を上がることの繰り返し。日が高くなったとはいえ、だんだん夕暮れの風情に、またひんやりと冷えてきて、これから本当に峠を越えられるのかと一抹の不安を覚える。暗く湿った道。このあたりから、「上日川峠まで××.×キロ」との立札が200メートル間隔で現れるが、一向に数字が減らないので、見ないようにしよう。嵯峨塩旅館の灯りにほっとする。その先、あと9キロ余りの立札で休憩。今日初めて地面に座って太ももをストレッチした。さて、もう少し、がんばって進もう。すると、一番上のペンションまでは比較的平坦が続いてだいぶ助かった。その先のゲートの横を過ぎて進むと、正面に大菩薩湖ダムの石積みの巨大な堰堤が見える。その東側を高巻きつつ高度を稼ぐ。実はこの道のピークは上日川峠ではなくて、その手前の箇所であることを知っている。だいぶあがってもうそこに到着したかとの期待は何度も破られた。しかし目線の上にある大菩薩の笹原はだいぶ間近になった。そうしてようやくそこを通りすぎ、待望のダウンヒル。しかし、上日川へはもう一度上がり返すものの、もう距離は3キロもない。高山らしくモミの木が目立つようになった。残雪もところどころあるが、下車するほどはない。最後下り基調をずんずん進んで、人気のないロッジ長兵衛到着は17時45分。こんなに苦労して上がってきたので、もっと長居できればよいが、しんしんと冷えているのに加え、ここから先、裂石までの山道が無事かどうか気になったので、写真を撮ってからすぐに進んでいった。












車中のはす向かいの座席の若い女は爆睡中。その前のローラー付大型スーツケースが、電車の進行による慣性の法則に従って、こちらに移動してきて輪行袋にぶつかる。仕方がないので、女を起こして、荷物の管理に注意するよう目で合図した。彼女も終点の高尾で下船したが、降り間際「さきほどはありがとうございました」と素直に礼儀正しくお礼をいってくれてうれしい。食べ損ねた晩飯は、下車駅のNS駅前の日高屋で月並みなメニューをいただいた。自宅に戻って、嫁はんとしゃべりつつ、自転車の掃除・着衣の洗濯と干し・水分補給とストレッチして23時前就寝。横になってから、今日一日の行程を思い出しながらにやりとするつもりでいたが、それなりに疲れがたまっていたためか、すぐに眠りに落ちたようである。
夕陽を浴びた山の一枚、美しいです。
輪行中、荷物の扱いが無頓着な方と隣合うと大変ですね。
幸い、気持ち良く注意を聞いてくれる方だったとのこと。
なかなか遠乗りするのも厳しい情勢ですが、記事拝見し脳内サイクリング愉しませて戴きました。
ありがとうございますm(_ _)m
コメントくださいましてありがとうございます。上日川峠へは、現在でも冬季通行規制中だと思います。ゲートもおりていますので、もし行かれるのでしたら、そのあたりご留意くださいますようお願いします。
輪行という手段があるからこそ、遠くに遊びに行けるので、「禁止」措置など取られないよう、列車内の荷物扱いはみんなお互いマナーを守っていきたいですね。
今日は朝方はあまり天気がよくなさそうでしたが、9時ころから落ち着いたので近所をちょっと走ってきました。ジョギングされている方も結構いらっしゃるようで、3密を避けて良識の範囲で運動するのは許されることだと思うのですが、どうなのでしょうか。
自転車のサイトでも今は原則自粛の論調が大半の様で、お医者達さんが今、大変な激務を強いられている中、無用な危険は避けるべき、という論旨はもっともだとは思うのですが・・・
家で料理しててもケガする時はケガするわけで、家に閉じ籠ることで失われる健康という利益と天秤にかけての議論があまりなされていないようで、ついつい、気になってしまいます。
容認できるような危険の水準は、経験・技量に照らして各人が判断すべきなのでしょうが、いざ自分の「喫水」がどの辺にあるのかを考えると、悩んでしまいます・・・
頭悪いので上手く書けずに、申し訳ありません・・・m(_ _)m
でも、記事拝見して、空いた時間を見計らって、鶴見川走ることにしました(私の経験・技量ではその辺が目一杯なので・・・)
お返事に甘えて連投してしまい、申し訳ありませんでしたm(_ _)m
記事楽しみにしています。
陽が長くなってきたとはいえ、17時過ぎると気持ちの中にも焦りが出て来そうです。お疲れさまでした。
昨日は引越後初めて近所をポタしました。横浜中心街に長年住んでいたので、緑区なら充分田舎サイクリング気分を味わえるとニンマリしております♪
こんばんは。自宅に蟄居せよとの要請を理解しつつ、実際に三密を避ける行動であれば構わないというのでしたら、サイクリングは三密と無縁なスポーツのような気がします。サイクリングに出かけて、せいぜいコンビニに寄るくらいでしたら、好きにさせてほしいと思っているのですが、そう考えて外出してブログにアップしたりすると思わぬところからおしかりを受けることになるのでしょうか。何しろ、いろいろとしんどい世のかなですね。
自分の本音をいうと、なんでも自覚的に行動しかつ手洗いをまめに行えば、めったに罹らぬと思っていますが、それでは甘いのでしょうかね。
上日川峠に上るよりも、夕日を浴びながら、寒いなか、裂石のほうに、うねうねと長い山道を下ったことに、より強い感銘を受けました。そして、裂石からも、塩山まではるばると長い下り坂を下ったことも心に残った次第です。いずれのコースも、これまで通った道ではありますが、一定の合間を経てたどると、また新たに新鮮な印象を覚える箇所も少なくありません。
次は、逆コースをたどってみたいと思いますが、たぶん無理でしょうね。だいぶ酔っぱらって失礼しました。

