黒川・小野路・小山田

１．コース

こどもの国－黒川－小野路－小山田－戦車道路－岡上－こどもの国　４９キロ

（ルート）https://connect.garmin.com/modern/activity/4879077589

２．実施日：２０２０年５月４日午後（月）曇りのち晴れ

３．実施者：単独

４．日記

午後から雨があがったので、ちょこっと出かけてきました。

鶴川から、若葉台へ向かう丘の手前、霊園の道に曲がります。

お地蔵さんのある境界を過ぎて細い坂を下ると、黒川の畑地帯。

東京通勤のためのベッドタウンとして、宅地開発が進んでいますが、このあたりは市街化調整区域として新しい建物の建設が規制されているのでしょうか。大学の農園もあります。谷戸の間の道をずっと進んでいきましたが、行き止まりのようでした。田んぼには水が張られ、カエルがけろけろと鳴いています。

ひとつ向こう側の谷戸に下りる途中に、菜の花と菖蒲が咲いていました。ルリシジミも飛んでいます。赤い花をたくさんつけた植物はダリアでしょうか。

少年たちが自転車に乗ってやってきました。子供たちには、家でゲームやネットをするよりも、こういう自然と触れ合うなかで遊びを覚えてほしい。

そんな風に、ぐるりとひとめぐりしてから、小野路に向かいました。

飯森神社の庭に植えられている欅は幹が太く立派ですね。

ここにあるサナトリウム病院をちらっと覗いてから、もとの細道に戻ります。

細い道をうねうねとひとしきり上がってから下り、１本幹線を挟んで、再び「布田道」という細道に入ります。ここは、むかし新選組の隊員が歩いた道とのこと。谷戸にある田んぼは耕作放棄地のように見えます。やがて坂をきりりと上がって切り通しに到着。竹藪の間から木漏れ日がきらきらしていて、いにしえの雰囲気があります。

下って小野路の宿場跡。博物館もビジターセンターもコロナウイルス予防のため、休業中のようです。

萬松寺の下の道。アメンボウのいる池があり、谷戸のなかの地道が続いていますが、進まずに元来た道からひとつ上の道を来た方向に戻りました。

お地蔵様たちもマスクをつけられていました。

坂の上の牧場には黒い和牛が飼われていました。うち一頭が、ひと懐っこそうにこちらをみつめています。

土手のうえにはお稲荷様。コンコン。

奈良ばい谷戸の地道をタイヤで荒らさぬようゆっくり下って行きました。

続いて小山田方面へ。

小山田緑地の入口の横を通って、トンボ池のほうへ。池の休憩所には若い連れ合いふたり、腰をならべて座っています。行く手には虎猫。

大泉寺は、山門は雰囲気がよいが、本堂はもうひとつだね。それよりもここのバス停に趣を感じる。横に認知症らしいおばあさんがじっと座っている。

その先、例の鶴見川源流の場所まで進んで、写真を撮ろうとしたら、おばさまが、そうしていないのに、「中に入ってはいけない！」といって、足元に水をまかれた。苦笑しつつ、退散。

尾根幹にあがって、戦車道路を伝って帰路につきました。

最後、岡上の和光大学の手前、急こう配の坂を立ちこぎで上がるのはしびれますね。こどもの国に戻りました。

わが家のまわりは、住宅だらけですが、このように少し足を延ばすと、寺家ふるさと村をはじめ結構自然が残っているところが気に入っています。