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(再開されたようですね)銀輪旅車「≡AZU≡」の製作断念の報せ

(21年7月30日追記)WEBサイトを拝見しましたところ、製作を再開されたとのことでした。

 http://tryangle.ecnet.jp/index.html/top.html

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銀輪旅車「≡AZU≡」の製作を基本的にやめられたに続き、銀輪旅車「≡AZU≡」機種別サイトも閉じられたようです。

(サイクルスポットトライアングルのご報告)

http://tryangle.ecnet.jp/index.html/6-azu-sakujyo.html

正確に覚えていないのですが、たぶん10年くらい前、ふと思い立って、若いときに楽しんだサイクリングをしてみたいと思い、「ランドナー」を買おうといくつかの自転車店を見たものの、ブリジストンもミヤタもどこも、そういう自転車は生産していないか、会社自体なくなってしまったことを知ったのでした(いまは、ミヤタでアイガーを販売しています)。

丸石自転車が、エンペラーの生産を続けているようですが、それを扱っている店も見つからず、世は「ロードバイク」という新しい自転車ばかりになっていました。この自転車は、タイヤが細いのはもちろん、スローピングフレームなのに、シートピラーをやたら長くしてサドルをハンドルよりずっと高い位置に設定している。それが速く走るのに理にかなっているのかどうかわかりませんが、クロモリのダイヤモンドフレームの整った姿に親しんだ世代のひとりとしては、「恰好悪いなあ」と思ってしまうのでした(いまは、それほどでもありませんが)。それに、キャリアがないから荷物もつめないし。

そんなとき、ネットサーフィンしてたまたま見つけたのが、交野にあるトライアングルという店でした。ここで、ショップブランドのランドナーやスポルティーフの通販をしておられるのを知り、店主の方と何度かやりとりして作ってもらったのが、いまの愛車のAZUランドナーです。

それ以来、サイクリングや旅の楽しさに取りつかれ、いろいろな場所を訪れ、自分の世界を広げることができました。このAZUランドナーの特長は、とにかくよく走ることにあるようで、ときには1日200キロを超える距離を漕いでもそれほど疲れないところに良さがあります。また、経年使用による部品交換やマイナートラブルはあるものの、車輪の狂いは一度もなくフレームもしっかりしていて低速でも高速でも安定した走りを楽しむことができるのは、自転車の設計がよくできているからなのでしょう。この自転車にめぐりあえたことはとてもよかったことでした。

 恒常的な製作をやめられた理由は、ショップとは別の場所にある工房への移動が、コロナ禍や自動車での移動による交通事故への懸念から制限せざるをえないことをあげられています。また、憶測になってしまいますが、ロードバイクと比べていろいろなパーツが付属しているランドナーは、組み立て作業の工程も多く、気を遣うことでしょうし、なによりも、一時期、シクロツーリスト誌により復活の兆しが見えたものの続かず、自転車ツーリングという文化自体が衰退に向かっていることが遠因ではないかと思います。距離が、獲得標高が、絶景が、激坂が、・・・・という楽しみ方もよいのですが、だだーっと走りすぎる前に、歩くより速くて自動車より遅い自転車の速度で見える世界を楽しみ方もあるのではないでしょうか。

 そういう訳で、長い間、クロモリ自転車の製造に携わってこられたサイクルショップトライアングルの辻林さんにお礼を申し上げる次第です。

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Commented by ぶとぼそ at 2020-09-13 16:31
AZU製造中止は残念ですね。リーズナブルなツーリング車、しかもセミオーダー的なブランドは貴重でしたから。
80年代も後半になると国内メーカーでもランドナーの販売を止めていく一方で、90年代に入るとメーカーそのものが消えて行きました。
気がつけばツーリング車はオーダーするしかない!! そんな状況でしたよ。
幸いロードバイクブームの副産物でツーリング車の復活が多々見られたのですが、それも息切れになってきたようです。
今やメーカー車としてはARAYAの孤軍奮闘ですが、それすらもいつまで保つことか…。
残念ですが日本のランドナー文化は今の中高年層が乗れなくなったらおしまいでしょう。
Commented by paparouh at 2020-09-13 17:36
> ぶとぼそさん
こんばんは。旅とセットで楽しめる自転車はランドナーと思っているのですが、いまは「グラベルロード」がそうなっているのでしょうね。きっと軽くて走りやすいのでしょうね。でも泥除けがついていないから、長旅には向かないと思うのですが。しかしいまは雨具もしっかりしたのがあるので大丈夫なのでしょうね。バイクパッキングも進化しているようだし・・・。といいつつ、ランドナーがよいとの「すりこみ」から、8さんのように脱却できないのです。やっぱり田舎の風景にはランドナーが似合うと思うのですがどうなのでしょうか。
地方の里山風景とともに独自な進化をとげたランドナー文化も細々でよいから続いてほしいですね。
Commented by INTER8 at 2020-09-13 22:06
こんばんは。
思い入れのある愛車AZUの生みの親が製作を終了してしまって残念ですね。ギリギリまで乗り続けて思い出を更にたくさん作ってください。
日本のランドナーはメカや工作へ傾倒してしまったことが、衰退を早めた一つの原因だと思っています。本家のフランスやイギリス他、どの国の人達も自転車は乗って楽しむことが中心です。ぱぱろうサンはそんなランドナー乗りの中でも、健脚でスピードもあり、各地への泊まりがけツーリングも豊富で、日本のツーリストが見習うべき存在だと思っています。
日本のランドナーの始まりはReneHerseを持ち込んで研究したところからスタートしたそうですが、等のReneHerseはもちろん工作は素晴らしいものですが、走りやスピードへの拘りも強かった人物だと認識しています。日本のランドナーは衰退してしまいそうですが、今はアメリカが熱を帯びています。日本のTOEI等を手に入れて研究し自分達のものにしています。かつての日本がやったことと同じです。でも彼らは良く走りますのでまだ衰退はしないでしょう。日本でランドナーが手に入らなくなったらアメリカから入手することができると思います。
Commented by paparouh at 2020-09-15 05:52
> INTER8さん
おはようございます。
ロードバイクに乗ったことがないので、一度は乗ってみたいです。近所の有名店に試乗させてもらおうかな。きっと軽くて楽なのでしょうね。でも、あんな前傾姿勢だと腰が痛くならないのでしょうか。それに細いタイヤだとゆっくり走りたくても走れないではないかと思うのです。狭い日本そんなに急いでどこへ行くと思って、漕いでいます。
というわけで、ツーリング指向のわたくしとしては、低速でも高速でも安定した車種を選びたいのです。ランドナーはタイヤが太いしどっしりしているので、低速での安定性はよいと思うし、高速をだしても長いスキーのほうが安定するように、ふれずに走ることができるオールマイティさが気に入っているのです。
メカや工作に凝る方の気持ちはわかりますが、わたしは基本がしっかりしていればそれほどこだわりはないです。しかし自転車では走る喜びは楽しみたい。知らない場所とくに情緒のなる山里や港町や峠をもっと訪れたいと思うのです。
アメリカでTOEIを研究しているのですか。最近サイクリングしているとよく外人さんがロードを漕いでいるのを見かけます。アメリカ人は中年以降になるとトランプさんやポインペイオさんのように堂々たる肥満体になる方が多いが、若いスリムな人は筋骨隆々であれではかなわないなあと思うのでした。たんぱく質と炭水化物の違いでしょうか。アメリカ人に負けずに日本人も走りを楽しんでほしいですよね。日米ともにぜひよい自転車をつくり続けてほしいです。
Commented by トメ at 2020-10-25 17:25
はじめまして。
私もAZUに乗っています。ぱぱろうさんのブログを見て興味を持っていたのですが、昨年たまたま尾根緑道でAZUにお乗りの方に出会い詳しく拝見させていただいたところ、ほぼ理想通りのツーリング車でしたので若干の工作を追加し製作してもらいました。自分なりに700Cの林道仕様車としています。店主とのやり取りの際、自分の用途の参考にこちらのブログのこともお伝えしたりしています。
本日もAZUに乗り自己満足に浸っていたところ当記事を目にしました。お店のサイトも味があり店主のこだわりも感じられていたので少し寂しいですね。
マイナー車かもしれませんがとても満足しており長く乗って行こうと思っています。
Commented by paparouh at 2020-10-29 08:32
> トメさん
コメントをくださり、ありがとうございました。また、気が付くのに、遅くなりたいへん失礼しました。お店が、大阪の交野市にあるので、こちらの自転車に乗られているのは、関西方面の方が多いと思うのですが、尾根緑道でAZUに乗られている方がいらっしゃるとは、少し意外に感じました。わたしが、この自転車を購入してもう10年くらいになると思うのですが、消耗品は交換してもフレームやホイールといった基礎のところはしっかりしているので、安心して乗り続けています。そして長く乗っていると愛着がわきます。でもいずれ寿命がくるのでしょうから、そのときはまた頼んでみようと思っていたが、安定した生産はやめられるとのこと。残念ではありますが、組み立ても手間もかかるでしょうし、決して時流の自転車ではないので、仕方ないことなののでしょう。お互い同じショップブランドの自転車乗りとして、長く自転車生活を楽しめればよいですよね。
by paparouh | 2020-09-13 16:11 | | Comments(6)

サイクリングのことを記録していきます。


by ぱぱろう
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