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和田峠・陣馬山・林道栃谷坂沢線・城山湖

.コース

自宅-町田街道-小津-力石峠-醍醐林道-和田峠-陣馬山往復(徒歩)-沢井-林道栃谷坂沢線-千木良-城山湖-町田街道-自宅

(ルート)https://connect.garmin.com/modern/activity/7884984209 107キロ

2.実施日:2021年11月28日(日)晴れ

3.実施者:単独 

4.日記


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 今日(1128日)は、よい天気だから、久しぶりに遠出をしようと思って寝たのだが、前夜の若干の深酒がたたって眠りが浅く、また明け方の冷え込みで布団からがばっと抜け出す気力もわかなくて、またまた寝坊をしてしまいました。

 それで、自宅でゆっくりと食事をとり、では代わりに何処にでかけようかと思ってネットをつらつら見るうちに、城山の評議原というところの紅葉が見ごろと出ていたので、そちら方面に走ることに。それで、自宅発915分。

 町田街道のケルビムの店先には、ダボスの中古のランドナーが破格で売り出されていたし、その横に格好よいロードレーサーの試乗車が展示されていた。近々この店を再訪してみようと思いつつ横を通りすぎるばかりだなあと思いつつ漕いでいった。

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 気が向けば、半原越を経て唐沢林道に進もうかと思ったが、今日はちょっと遅くなったのでまたと芝溝街道に進まず直進。いつものペースで拓大の横の旧道、東京霊園の坂を越えて、陣馬街道とクロスするところにあるコンビニで休憩。

 ここで今日の行動食たるおにぎりふたつと、おかずにする揚げ物を求め、ついでに値引きのクーポンであんぱんとコーヒーを求めて店前の駐車場で食べていると、オーストリッチのフロントバッグにランドナーの方が到着された。

 近づいてお話を伺うと、それはかのALPSのスーパークライマーで、神田のお店でオーダーされたものだとのこと。シートチューブとダウンチューブの間には、担ぎに便利な握りのためのフレームがつけられており、往時の工夫が感じられた。

 これから醍醐林道を経て和田峠へ行かれるとのことで、行先が同じなので、峠までごいっしょすることになりました。

 それで今日は、醍醐街道に進まず、小津の道を選択したのですが、こちらははじめてだそうです。小津の集落のなかを、よもやま話をしながら通過したので、いつのまにかランナバウトを過ぎ、山の喫茶店であるランペットに到着したのでした。

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 お話を伺うと、走られるところも俺と似た感じで、行った先の道のことで話しがはずみます。この前、盆堀から入山峠に向かうと、日曜日だが伐採の仕事をしていて、えらく叱られたと教えてくださいました。なので、当面盆堀林道は避けたほうがよさそうですね。

 その盆堀林道の採石場のあたりに、おいしいパエリアを出すお店があるそうです。相応の値段ですが、それだけの値打ちがあるとおっしゃっていました。

 また、時坂峠の入口にある豆腐屋の、おからでできたドーナッツは、絶品てのことで、そんなお話を聞くとよだれが出てきそうです。そこはいつもロードの方がいるので、だからといって敬遠するわけではないが、なんとなく近寄りがたかったのですが、そんなにうまいのであれば、ぜひ寄ってみようと思ったのでした。

 ランペットは開店中のようですが、まだお昼には少し早いようなので他にお客さんはいらっしゃらない様子。店主おすすめの「ソースパン」をいただくのが課題となっていますが、タイミングがあわず、今日も通りすぎてしまいました。

 その先、力石峠を過ぎ、少し下ったところ醍醐街道の見晴らしを楽しんでから、合流してから、左折しないで直進して進んでいきました。

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 道々、ランドナーの部品を求めるいろいろなお店の話を伺いました。もっとも利用されるお店は、世田谷の長谷川さんのところだそうです。スーパークライマーにつけているサンプレックスのディレイラーも、入手難ではあるが、そこにはいくつも置かれているとのこと。隣のツバサにはあまり行かないとのことでしたが、もともとは登戸に店があったそうですね。

 わたしは、長谷川自転車商会を訪れたのは2度か3度くらいでしょうか。クラシックなパーツは豊富なものの、いまの自分のランドナーに使っている普及品タイプの部品は案外置いていなかったのであまり長居できませんでした。「長谷川さんはお元気でいらっしゃるのでしょうか」とお聞きすると、「お耳が少し遠くなられているようですが元気ですよ」とのことでした。

 こういうお店は、よく常連さんがいて、新参者には訪れにくい雰囲気があったり、とくに目的もなく行っても、用がないとすぐに出てしまうのです。そういった点では、あさひとかワイズとかのチェーン店は、気軽ですね。

 そんなことを考えつつ、最近行ったコースについて伺うと、紅葉を訪ねて道志みちや、二十曲や、牧馬峠に行かれたとのことでした。そして、今日は、わたしと同じように、起きるのが億劫になって自宅を出るのが遅くなり、和田峠にでも行こうと、多摩CRを利用してここまでこられたとのことでした。

 そんなこんな話をするうちに、醍醐林道のゲートとなりました。途中の、入山峠への分岐のところにあるゲートは、珍しく開放されていました。

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 そこで少し休んでから、徐に峠路を上がって行きました。このところの和田は、もっぱら上案下からの道にしていて、こちらは久しぶりなのですが、前者が針葉樹のトレーニングな感じなのに対し、こちらも基調はそうなのですが、和田は谷間に沿ってあがるから、もっぱら日陰の印象が強いのに対し、こちらは、山の斜面である分日当たりがよく、木漏れ日がきらきらと輝いていて明るい印象を与えます。そして、そんな箇所に、広葉樹の木やもみじか楓かが生えているところがとくにこの季節ですと清々しくもあり、必ず足を停めて見入ってしまうところ。

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 そういえば、上りながらお話するなかで、和田林道の印象も、2か所か3か所あるカーブのところが急だとおっしゃるので、同感だといいました。

 そうこうするうちに、やがて勾配も緩みはじめたので、さっさと上がってしまいたいと思い、ロー×ローから前も後ろも段をあげて残りの距離を詰めました。そうして、上から降りてきたマウンテンバイカーと挨拶を交わしつつ、3度ほど「警笛ならせ」の標識を過ぎると、この林道のピークは目睫の間となります。

 それでそこに停めて、次回の予定など情報交換をしたのでした。

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 和田峠に下りてから、そこに自転車をデポして陣馬山に上がるからとお別れをしました。彼は、牧馬から橋本を経て自宅に戻るか、和田林道を下りるかいずれかとおっしゃっておられたようですが、どうされたのでしょうか。ということで、久しぶりに、同じ車種のランドナーでツアーできて楽しいひとときでありました。

 陣馬山には、山頂の山に荷揚げするためであろう、林道が通じていて自転車を連れていってもよいのですが、今日はハイカーも多かろうとやめておきましました。

 階段の上り坂を鼻歌をうたいながらあがっていくと、ほどなく頂上の白い馬が見えてきます。そして、案の定、山の上の雪隠場には、女人が長い行列をつくっています。それを横目で見ながら、さっさと上がって、茶屋越しに富士の写真を撮ってから、備え付けのテーブルはすべて埋まっているからと、脇の草地の土手に腰かけて、コンビニでかってきたおにぎりを揚げものをおかずにしていただきました。

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 食べ終えると、とくに長居は無用なのでさっさともときた道を戻ります。途中で、太った若い女のロシア人がおしゃべりして下りていましたが、すぐに追いついたので挨拶して先に行かせていただきました。むかし習っていて、たいへん苦しめられたことを思い出し(?)、ロシア語で挨拶してみようかとも思ったが、それ以上突っ込まれてもまったくだめなのでやめておきました。

 そうしてふたたび自転車にまたがって沢井のほうに下りていきます。下りながら、倉子峠方面の山を見るとよい感じに紅葉していたので、そっちに行けばよかったかなあと思いましたが、今日は欲張らないことにして出てきたので、そのまま落ちていきました。

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 秘境陣馬郷温泉の看板に沿って道を左折、しばらく栃谷川沿いをふたたび上がりますが、2件の温泉旅館を過ぎるまでは前39Tのままじわり・じわりと漕いでいます。栃谷の温泉宿は昭和の歴史が感じられる古びた印象ではありますが、いつも思うがこういう宿でひねもす温泉に浸かったり、ごろごろして過ごしてみたい。だが、いまはそんなときではありません。

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 そこを過ぎてもうしばらく進むと、道は谷から離陸して北の方角に15%以上ありそうな急勾配となります。そこもロー×ローに落とせば、スピードは落ちますが、押すほどではありません。牛歩で進んでいって、あがった先のカーブを山肌にそって折り返すと、あとは明王峠へとつながる稜線の道ところまで緩い上り坂となります。栃谷板沢線に入るゲートを越えて進むと、落ち葉の敷き詰められた林道となる。そこを、初冬らしくかさこととタイヤで踏みしめながらゆっくり進んでいけば、この季節早くも西に傾きつつある太陽の陽のひかりが思いのほかまぶしく感じられました。そして、誰もこない道と思っていたら、ひとりのサイクリストがカーブの先から姿をみせたのでちょっとびっくりしました。

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 この林道のピークを越えたら、寒い谷間を底沢まで落ちていきます。

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 それで、20号に合流しましたが、時間も押していて、評議原に行くには大垂水よりも千木良の下の道を通ったほうが早いと思ってそちらに進みました。

 三ケ木の丘を越え、長作を抜け、城山ダムを越えた先、左折して記憶をたどって城山湖のほうを目指したのですが、うろ覚えで少し住宅地のなかを迷走して時間をくってしまいました。ようやくうえにあがる道にたどり着いて急な坂をつめていったものの、もうすでに17時近くになり日も暮れてきて、結局目的の評議原という場所がどこかわからないまま、仕方なく上のダム湖に上がって持参したオールレーズンを食べたのでした。

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 そうしてピストンでもときた道を戻り、町田街道を通って家路につきました。日もくれるともうすっかり寒くなりましたね。まだケルビムは開いていましたが、お腹がすっかり空いてもう立ち寄る気がなくなって先を急ぎます。それでいつもの山田うどん到着は18時過ぎ。体が冷えたので、いつもの生姜焼き定食にたぬきそば280円を追加すると、セットにしたほうがお安くなりますよといわれたので、そうしました。寒い日に温いそばをいただくことは幸せなひとときです。

 ということで、出発が遅くなりましたが、それでも一日いろいろと楽しむことができたので、でかけてよかったです。これからは徐々に本格的な冬のサイクリングの季節を迎えます。春夏秋冬楽しめることに感謝しつつ、これからも精々楽しんでみたいと思っています。


Commented by INTER8 at 2021-12-01 13:01
こんにちは。
やっぱりランドナーが二台並ぶと雰囲気がぐっとツーリングっぽくなりますね。
ケルビムの試乗の時はぜひ誘ってください。そして一気にオーダー! (^^;
ところで、コロナ禍になってから輪行を控えているようですがまだ再開しないのですか?
Commented by paparouh at 2021-12-01 19:15
> INTER8さん
こんばんは。今日は在宅勤務にして、仕事が終わったあと、ひさしぶりにいっぱいやっています。久しぶりの酒はうまいなあ。ランドナー2台並ぶと、いいですよね?旅にはランドナーが一番!とずっと思っています。その思い込みを乗り越えて、オールバイクのオーダーに進めるか?ケルビムや細山さんのご意見をを聞いてみないと何ともいえないですね。
輪行はすぐにでも再開したいのですが、それよりも早起きが苦手になってしまいました。でも、そろそろ自走でマンネリになってきたので、検討したいと思います。
Commented by butoboso at 2021-12-05 08:16
おはようございます。
和田峠から陣馬山登られたんですね。たまには自転車+ハイクも新鮮に感じられて良かったのではないでしょうか。
昔ここまで8氏と初日の出見に行った頃が懐かしく感じられました。昔は高尾山から山サイ縦走も可能でしたが今はハイカー多すぎてダメですね。峠に自転車置いての往復が良いですね。

ツバサは何故か長谷川さんの近くに移転しましたね。でも、タイプの違う店なので両店共成り立っているようです。先日の都内サイクリングで近くまで行ったのですがまだ開店前なので寄らずに立ち去ってしまいました。
Commented by paparouh at 2021-12-06 20:53
> butobosoさん
こんばんは。陣馬山は、和田峠から手ごろな距離ですので、もっと出かけてもよさそうなものですが、案外と訪れる回数は少ないようです。歩道とは別に、山頂の茶屋への荷揚げ用の林道があるので、いつかひとの少ない平日にでも自転車を連れていってみよかとぼんやりと思ったりしています。わたしも若いときは、友達と初日の出を見に行く元気がありましたよね。またその日がくるのが楽しみだったりしたのですが、もういまや、わざわざ出かけるのも面倒くさいし、寒い思いをしたくないなあという気持ちが年をとるごとに強くなってきました。
ツバサは、ちょっと見ただけでは普通の町の自転車屋さんといった感じなのですが、よく見るとショップブランドのランドナーが吊るしてあったりして、おおっと思ったことがあります。でもそこでも常連さんらしいひとと店主がずっと会話していて居つらくなってすぐ出てしまいました。その点、チェーン店は気楽ですから、利用するにあたってのメリットとデメリットがあるようですね。
by paparouh | 2021-11-30 21:49 | 東京地方 | Comments(4)

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