多摩川サイクリングロード・多摩湖自転車道

１．コース

自宅－よみうりランド－多摩川サイクリングロード－六道山公園－多摩湖自転車道－武蔵野－三鷹－狛江－長津田　１０5キロ

（ルート）https://connect.garmin.com/modern/activity/13050121908

２．実施日

２０２３年１２月１0日（日）晴れ

３．実施者：単独

４．日記

　土曜日に出かけようと思ったのですが、週末に帰ってきた息子の顔を見て、飲みたくなって金曜日は飲んでしまいました。

　「なんのこっちゃ」ということでしょうが、飲んべえという人種は、何かと理由をつけて飲むものなのです。もちろん、華金で明日から週末だとの解放感もありますね。おまけに、気温が下がると、下がるだけお酒がおいしく感じられるのだ。

　それで土曜日は早起きする気になれず、遠出は日曜にしようと思っていたのですが、結局布団の温かさに負けてそうすることができませんでした。

　なので、いつものように和田峠にでも行くかと思ったのですが、高津にある、イタリア製ロードレーサーやスチールフレームを扱うショップを訪れてみようと東にタイヤを向けました。サイクリング趣味を再開した当時よく訪れていたコースをたどってみてからそこを訪れてみようと思ったのでした。

　津久井道に入り、百合ヶ丘の先、左折してよみうりランドの坂につきます。段を落とすまでもなく、さっさと上がって下りにつく前、ジェットコースターのほうから歓声が聞こえてきたので、よく見える位置に移動してその写真を撮ろうとすると、コンパクトカメラのレンズが飛び出して焦点が合わず、電源をオフしても引っ込まなくなってしまいました。

　リチウム電池をいったん取り出してから再び挿入してボタンを押したけど、正しく動作はせず、とうとう壊れてしまったようです。もともとアマゾンで、中古の安い型落ちのコンデジで買った製品で、とうに廃番ゆえ、修理もできないだろうと、新しいのを求めるしかないかと思ったところ、そういえばｉｎｔｅｒ8さんが余っているカメラを融通してくださると以前おっしゃっていたことを思いだしたので、問合せしてみたところ、夕方お渡ししてくださるとのことでした。たいへんありがたいことです。

　そういう次第で今日のブログの写真はスマホで撮ったものですが、カメラや写真に造詣は深くないので、それでもよいかとも思いつつ、スマホだといちいち暗証番号を押して呼び出して、いくつかあるアプリのなかからカメラを立ち上げて、・・・という動作がとっても面倒くさいし老眼でいちいち眼鏡をはずすのも難儀なのです。齢をとるとコンデジでもなんでもやっぱりちゃんとしたカメラのほうが何かと便利。

　さて、ジャイアンツ球場の横の坂を勢いをつけて下って稲城に入り矢野口に至ります。そこの交差点の赤信号で止まったところ、直前で俺の横を抜きにかかったロードバイクのおじさんと若い衆の隊列も停まって並ぶ形になったので、それらの最新型のクルマを遠慮なしに見せていただいた。同じ自転車でも、クロモリランドナーとはまったく違うテイストだから、よいのか悪いのか、ものが違うとしかいいようがないといった印象です。

　そのことは、多摩川沿いのワイズに寄って2階に並べられた諸車を見ても感じたことでした。ワイズなら各社の最新の自転車が数多くあって、それらを見るなかでもしかしてぴんと来るクルマがあればと思っていたけど、そんな感じはぜんぜんなくて偶然の出会いはなかった。どれも同じに見えてどんな違いがあるのか一見するとよくわかりません。そういう点でいうと、この前ジャイアントストアで見たエンデュランス系ロードバイクはいいなあと感じたのですが、試乗して相性があわなかったから仕方ないですね。

　ということで、せっかくここまで来たからと、立川のモノレールの近くのなるしまフレンドにも行ってみたけど、あいにく店はなくなっていました。

　ふたたび多摩川沿いを走りつつ、川上にさかのぼるにつれて、ひらけて見晴らしのよい場所が多くなり気持ちがよい。運動場の少年野球やサッカーの様子を見ながらぶらぶらと漕いで行きました。

　羽村河口堰で厠を借りたあと、玉川兄弟の銅像をバックに写真を撮ってからすぐ箱根ヶ崎のほうに横移動します。このあたりでラーメンを食べたいと思っていたが、遅くなって8さんに迷惑をかけるといけないからコンビニでおにぎりと菓子パンを買って先に進みました。八高線の踏切を渡り、六道山公園に入ります。しばらくは、狭山湖沿いのダートを通りますが、ここはごみ捨て防止のためのフェンスが残念だが、それを割り引いても走っていて楽しい道ですね。雑木林のなかの小径のアップ＆ダウンを、散歩しているひとのそばを通るときは徐行しつつ、小春日和といった風情の里山のなかを通行しました。抜けたところの温泉施設は閉鎖しているようでした。

そのあと少し坂をあがってから多摩湖自転車道に入ります。ここも舗装路のアップ＆ダウンが楽しい道。路上に落ち葉が積もっている箇所がたくさんあって、スリップに気をつけつつランドナーの適当な速度で快調に飛ばします。ダム湖の堰堤に入ってから湖水の給水塔の風景を見ながらいただくあんパンと練乳クリームパンがおいしい。雨が少ないせいか、水量はかなり少ないようでした。

　しばらくまったりしてから、多摩湖自転車道を流すように小金井まで移動しました。

もっともこの道は自転車道といっても散歩する方が多く、ジョギングする方やミニサイクルで移動するひと含めて結構混雑しているし、しばしばオートバイ侵入防止のための柵が設置してその隙間を抜けなくてはいけないので、おのずと速度は抑え気味になります。

　しかしランドナーはそれくらいが丁度よい感じですね。ロードランナーより存分に遅く、しかし徒歩より少し早い速度で移り変わる風景や紅葉の名残を楽しみながら漕いで、花小金井からそこを離れてふたたび多摩川の方を目指しました。

　少々道迷いしたこともあり、狛江の多摩川にかかる橋に出たのが16時くらい。さらに玉川沿いを南下して高津に行けなくもないが、日暮れたあと246を走るのはあまり気が進まないので、このショップを訪れるのはまた次の機会にと、そのまま津久井道を朝来た道を戻って行きました。

　鶴川で8さんに連絡を入れてから緑山峠に向かいます。

　長津田のご自宅の近くで待ち合わせして、カメラを譲っていただいたついでに、少し自転車について話題にしたあと、お礼を申し上げてから家路につきました。待望の新しいリカンベントの完成もいよいよカウントダウンに入ったようでよかったことですね。

　さて、カメラですがいままでつかっていたのはオリンパス製ですが、譲っていただいたのはキャノン製。カメラとＰＣをつなぐ線も見つかったので、撮った写真をそのまま電送できるかと思ったが、それまでのようにつなげば済むということではないようで、どうしたらよいかわからなかった。ネットで取扱い説明書を見つけてその通り操作したところ無事動くことが確認できました。それ以外にもいろいろと機能があるようなので、せっかくいただいた高性能カメラを使えこなせるよういろいろと触ってみようと思いました。

　8さんと会話したのですが、還暦をこえていつまでもいまのような走りができるわけはなく、おのずと体力は落ちていくのは仕方ないとして、それをカバーするような性能をもったスチール製のよいクルマが見つかるといいなあと思っています。いまのランドナーとの相性は抜群ですが、買ってもう２０年弱たつので、そろそろ後継をみつける時期だと自覚はしているのです。しかし最近の多種多様なバリエーションのなかでどれが自分にとってよいのか見つけるのはほんとうに難しいですね。