人気ブログランキング | 話題のタグを見る

冬も楽しい和田峠

1.コース

自宅-町田街道-陣馬街道-上案下その1-和田峠-沢井-旧甲州街道-勝瀬橋-青田-日連-和田-和田峠その2-陣馬街道-町田街道-自宅

(ルート)https://connect.garmin.com/modern/activity/13514026621 112キロ

2.実施日:2024年1月6日(土)晴れ

3.実施者:単独

4.日記


冬も楽しい和田峠_b0334084_21342267.jpg
 サイクリングのときは、ペダルをこぎながら考え事をすることが多いのですが、今回は、自分の新しい自転車をつくるのならどういう風なのがよいか?ということに(まだ懲りずに)思いをめぐらしていました。

前日に、スチール自転車を取り扱うショップの方にいろいろとお話を伺ったからかもしれません。

そんなことを思う背景と新しい自転車に求めたいこととは、

い)今年は還暦だし定年だから記念に残りの人生を楽しむための新しい自転車がほしい。

ろ)あと15年サイクリング趣味を楽しみたいが、体力が徐々に衰えるのは仕方がないだろう。それをカバーできるような性能の自転車がほしい。

は)いまのランドナーが気に入らないということではまったくない。むしろ相性が抜群によい。乗り心地がとてもよい。座って安心する。漕いで気持ちがよい。低速でも高速でも走りが安定している。ふらつかない。200キロくらい乗っても疲れない。自転車に「走れ、走れ、もっと速く」といわれない。緑色のダイアモンドフレームとその色に合ったシルバーのパーツもお気に入り。これからも長くつきあいたい。

に)しかしそのランドナーに乗って20年近くなる。とても丈夫な自転車だ(我慢強い。連続する急坂の峠上がりや、長距離ランでも音を上げない)が、いずれフレームが壊れて乗れなくなることが可能性としてある。そうなったとき週末サイクリングに出かけられなくなるのはつらいので2台目を用意しておきたい。

ほ)同じランドナーでは芸がない。最近の進歩のよいところを取り入れたいが、せっかく高いお金を払ってランドナーよりも相性が悪くなるのは本末転倒だからそれは避けたい。

へ)いまのランドナーであえて不満があるとすれば、移動するのに時間がかかること。なので、は)で挙げたメリットを維持しつつ、スタートからゴールまでもう少し早く到達できるようになりたい。糸魚川に19時30分前に着きたい。小田原を出て、時計まわりに伊豆半島をまわって、19時くらいに箱根に上がりたい。ただし、レースのように「1秒でも早く」という風ではない。

と)移動が早くなったとしても、疲れるのはいやだ。自転車から「走れ、走れ、もっと速く」といわれたくない。田舎道をゆっくり漕ぎたい。

ち)自宅発着の自走が基本だがたまに輪行もやる。

り)出先で故障したり不具合なこてがあっても自力でメンテして復帰できる。

 以上のような、少々虫のよい条件を満たす自転車は、どんなのだろうか。それは、

ぬ)クロモリでそのような走りに適したジオメトリ、ダイアモンドフレーム。

る)タイヤの幅は30C以上。チューブレスまたはチューブレスレディ。タイヤのサイズは650AかB。径の大きい700Cだといまのような走りができるかどうか不安。

を)カーボンホイールの高品質リム希望(?)

わ)リムブレーキ

か)コンポーネントは黒でも仕方なし。ただしその色でも(自分の感性で)似合うフレームの色やデザイン。高級部品は不要。105で十分。電気で動く仕掛け不要。ワイヤー引き。

といった感じになるだろう。

 そのときのポイントとなるのが、る)ではないかと思う。すなわちいまのランドナーのタイヤは650×35Aサイズだが、新しい自転車のタイヤのサイズは、求めたい走りに照らして、

-「細いタイヤは、長距離を走るのに疲れるからやめたほうがよい。最低でも32Cの幅があったほうがよい」との、実体験に基づく意見をいただいたことがある。それは指定の空気圧に入れた細タイヤは地面のでこぼこによる振動を拾いやすいことに加え、道路の継ぎ目などの細かな段差にタイヤをとられるおそれがある。固い乗り心地で、そのような道路の条件に気を使って漕ぐのは楽しくない~といったことであろう。

-一方で、チューブレスタイヤを使うと、従来のようなハイプレッシャーである必要はなく、4気圧程度で十分だ。ワイヤービートのない、ケーシングの柔らかいタイヤであれば、幅が30Cほどもあれば、これまでよりもさらに快適な乗り心地が実現できるだろう、との見解も聞いた。

 これら、半ば相反する意見を伺ったのだがそれらを自分なりに咀嚼して判断して決めないといけないなあと思いつつ、漕いだのでした。

 といいながら結局いつものとおり優柔不断で決められないかもしれません。まずいまの自転車はお高いですね。われわれが少年の頃と比べて、いまの自転車はちょっとびっくりするくらい値段が上がっている。中古の軽自動車よりも高かったりする。

 さて、それはそれとして、年が明けて最初の和田峠となったけど、和田はほんと楽しい。寒くても全然平気。少々凍っていても慎重に走れば大丈夫です。

 山下屋さんのところから、ハイキング道の分岐の手前まで、比較的緩めの坂が続いたあとは、上まで一貫して急な坂となる。どこで、段をロー30T×ロー26Tに落として、ひと足ずつ踏んでいくといった感じで漕ぐのだけれど、そのなかでもどこが核心部なのかわかっているし、そこを抜ければあとどれくらい踏めばどこに至るか、ということも、もう何度となく通っているからわかります。

 なので、「これから和田を上がるのだ」といった気負いはまったくなく、自分にとってはマイペースで楽しめる路となっています。今日最初の峠到着11時02分。

 前日の降雪により、例年のように、峠直下の藤野の側の道は雪がついて凍結気味ですが、スリップしないよう、そろり、そろりと下りて行きました。こちらのほうが南面なので雪が少ないと思っていたけど、富士見台から先も日陰の部分は雪や凍結が残っていて注意が必要でした。

凍結箇所は、和田のバス停を過ぎてからもあって、若いロードバイクのひとたちが路肩に集まって「すべるなあ」としゃべっています。その横を通ると「すごい、ランドナーだ」といわれ、さらに下った路面の乾いたところで追いつかれ抜かれましたが、そのときに「すごいですね、表和田を越えてきたのですか」といわれたので、「こんちは、はいそうです」と返事をしたけど、「凍結した道路の和田峠を越えた」のがすごいのか、「ランドナーで和田峠を越えた」のがすごいのか、どちらのことをいっておられるのであろうかと思ったのでした。

ちなみに、和田でもヤビツでも、「表」とか「裏」とかいうのはあんまり好きでないですね。

 下に下りて、藤野のトンネルに進まず、1本東側の道を選びます。いったん中央線の踏切を渡ってから、シュタイナー学園をまわって坂を上り返すけど、今日は中央高速の高架まですすまず途中でハイウェイの下を潜って、地図にある旧東海道の道を進んでみました。いわれてみればそうかなという感じではありますが、お寺や土手や道路がらせんにカーブしているところなどに旧街道の趣が少しあります。

 そうして例によって相模湖と日連の見晴らしのよい場所に行って写真を撮ってから、国道沿いの「見晴らしドライブイン」にピットインしました。ちょうどお昼時で先客もあり少々待ちましたが、炒飯とミニラーメンをおいしくいただいたあと、お土産の「お~い、お茶」をいただきながら湖を見ました。

 そのあと、勝瀬橋まで移動してから、橋を渡った突き当り左に曲がって、さっき上から見たホテルの下まで移動しました。ひとつは稼働していますが、もうひとつは廃屋で荒れ果てています。このように高速のインターから少し離れた場所にあるのは立地として悪くはないと思うのですが、少子化社会とあって対岸のかつて屋上中華料理のあるホテルもいまはそうだし、だんだんとそういう需要さえなくなってきているのかもしれません。

 そのあとも、これまで訪れたことのなかった青田(おおだ)という山をひとつ隔てたところを見てから、日連の集落のなかを通って、大橋を渡り、藤野のトンネルを潜って今日2度目の和田上がりにつきました。

 沢井の集落をあがった三叉路から上まで、ずっと前ミドル39×後26の歯数差13で踏んでいくのですが、こちらのほうは和田浄水場から先の一直線の13%坂を抜けると、しばらく勾配が緩みます。ただし、午後この時間になっても路面に氷がついている箇所があり立ちこぎすると後輪がスリップするから、そのあとの峠直下の急登はじぐざぐ上がりでごまかすことができません。しかしそういう道だと思って淡々と踏んでいけば、下を向かなくても前に進みます。最後から2番目のカーブの直下がもっとも急ですが、なにほどということはなく、スリップして転ばないよう油断ならず凍った道路を前加重で踏んでいけば最後のカーブとなり、そこから先は座ったまま峠に到着しました(14時35分)。冬の和田峠も、楽しい。

 楽しいのですが、上案下への下りはそれほどでもありません。急こう配のカーブの連続で、その手前減速するため頻繁にブレーキレバーを握らなくてはいけないことや、ブレーキを効かせるためドロップハンドルの下を握って指をひっかけるポジションが快適でないことが理由です。最近の主流のディスクブレーキであればまた違った印象を持つのかもしれませんが、いまのランドナーでのダウンヒルに限っては、道幅の広い舗装した車道の中斜面か緩斜面の坂が好きですね。凍結のため、滅多に車がこないから、ハイカーのひとも林道の真ん中を歩いている方が多い。そういうひとに対してチンベルを鳴らすようなことはしないで、すぐに気づかなくてもしばらく後ろにつけばやがて気配を察して振り向いてくれます。

 そういえば、和田のバス停手前で坂をあがっていると、路肩に停車したバスの窓をあけて、「頑張って~」と大声で応援して手をふってくださるおばさまがいらっしゃいました。そのバスに向かって道を下りているハイカーのひとたちも「凍ってつるつるするよ、気を付けてね」と声をかけてくださったけど、このように励ましてくださるのはうれしいことですね。

 話を戻して、そういうことだから、下りは醍醐林道に進みたかったのですが、今日はいっしょに外食する約束があって早めに戻らなくてはいけないから、そのまま直進して進みました。この時間に和田を立てば、家に16時30分くらいに戻るだろうと思っていたものの、渋滞はなくても案外時間がかかって帰宅は17時20分過ぎ(今朝自宅を出たのは7時45分頃)。風呂に入る暇はなかったが、寒くてそれほど汗をかいていないので気にならず着替えて、近所にあるイタリア料理屋さんに行ったけど、お料理はどれもたいへんおいしくて奥さんと楽しいいひとときを過ごしました。

冬も楽しい和田峠_b0334084_21353232.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21353689.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21353972.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21354208.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21354503.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21354828.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21355113.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21363870.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21364204.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21364404.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21364872.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21365292.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21365554.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21365899.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21375122.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21375602.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21380095.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21380202.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21380578.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21380846.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21381048.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21381316.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_21381557.jpg
冬も楽しい和田峠_b0334084_22381708.jpg

 (最後の写真の出典は、https://www.facebook.com/nagakutsu/)

 定年後は65歳まで働いてからリタイヤするつもり。そのあと毎日どうやって過ごそうかちょっと心配で、奥さんに頼ってばかりでは迷惑するだろうし「濡れ落ち葉」と思われないためにどうしようかなということも最近思案中。こちらのほうが切実だね。


Commented by giant_ameba at 2024-01-16 11:33
こんにちは、今年も楽しいレポートよろしくお願いします。
しかし、凍結路の強行軍、私にはとても真似できないルートです。元々、paparouさんの初期のブログで、雪の大ダワ決行軍の記事が印象に残っているのですが、相変わらずで敬服いたします。昨日半原越の路肩の雪を見ただけでビビったぐらいです。
老後については、自分の方が年上で既に65歳ですが、特に計画的な行動も無く、相変わらず週に1〜2回のロングライドを楽しんでいます。自分の感覚では63歳くらいから体力低下を顕著に感じるようになって、昨年65になった時点で、今度は体力低下に対する「不安」が無くなって、結果として相変わらず自分のペースで無理なく走ることを楽しめています。体力低下ばかりを気にしていた数年間に比べると、体力に合わせたルート選択も合わせて、焦ることも無く楽しい日常を過ごしています。
家庭環境について言えば、コロナのおかげで定年退職のシミュレーションができて、家庭内で役割分担もできたようで、まあ、お互い迷惑掛け合うことも無く過ごせるようになりました。
と言う事で、今から老後のことなど考えなくても、自然と体力、精神が落ち着くところに落ち着くようです。ただ、やりたいことの先延ばしだけは、そろそろ辞めた方が良いかもしれません。と言う事で昨年はMTBを追加して、結局お散歩バイクになりました。MTBを辞めて、小径車のお散歩バイクにしようか思案中ですが、置く場所が...
Commented by INTER8 at 2024-01-16 13:17
こんにちは。
土曜の午後は天気が急変しましたから日曜の早朝は心配でしたが、平地は大丈夫でも山方面はやはり雪が積もったんですね。僕は日曜は久しぶりに自転車通勤していました。
新しい自転車への欲求再燃、いいじゃないですか、自分の気持ちに正直に浮き沈みしていいと思います。
タイヤについては細め好きの人と太め好きの人で意見が異なるのは仕方ありませんね。自分で体感してみるのが一番です。今のランドナーのホイールを650Bにしてタイヤやチューブ、チューブレスレディを試してみてはいかがでしょうか。
Commented by paparouh at 2024-01-16 21:29
> giant_amebaさん
こんばんは。つたないブログを読んでくださり、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。土曜日の16時くらいから初雪になったと思います。その名残が相原の横浜線の踏切でみられましたが、陣馬街道に入ってから日陰を中心に路面に雪が残っていたり、ところにより凍結している箇所がありました。しかし陣馬高原下のバス停からの上がりでは、あと600mの標識のある上のほうのカーブのあたりと、その先の八王子の見晴らしのきくあたりにつもっていたくらいでした。むしろ、和田・沢井に下る道のほうが凍結が多かったものの、バリバリに凍ったという感じではなく、そんな箇所は慎重に下っていけば自転車を降りることなく通過することができました。
体力のことでいうと、60を前にして、このように1日に峠を何度か上り下りできるのは、たいへんありがたいことだと思っております。これ以上体力を向上させることは難しいと思うが、なるべく低下しないよう地道に努力(節酒、ウォーキング、階段の上り下り、筋トレ、有酸素運動の継続)していきたいと思っています。そうすることで、今年も来年も再来年も去年と同じくらいの走りが継続できればよいなと願っています。できればあと10年くらいは、1日に150キロくらいは走りたいかなあ。でも欲張っても仕方ないので、無理せず長く楽しみたいと思っています。
定年を過ぎると来年再雇用になると思います。その期間も宮つかえは変わらず家を出るけれど、それが終わって退職したら毎日どう過ごせばよいか、いまから少しずつ考え準備していかなくてはいけませんね。それには家内との関係はとても大事なので、適当な間合いを保ちながらも、ともに残された人生を楽しめればと願っています。
新しい自転車のことは、当日や翌日ブログを書いているときはいろいろと想像してあらためて課題を書きましたが、いざ実行するとなると難しいですね。その点giant_amebaさん含めみなさん決断や行動が速くてうらやましい限りです。
Commented by paparouh at 2024-01-16 21:52
> INTER8さん
こんばんは。なぜ新しい自転車をそろえたいのか、ブログで書きました。それで、クロモリで、タイヤの幅が太いほうがよいと思い、35C以上がはける自転車はないかと検索して、今日勤め先からの帰り道にあるワイズでその自転車を見たのですが、趣が感じられないというか、ひかれないのですよね。それでご提案の650Aを650B化にするというのも大いにありと思いますが、自力ではちょっと無理だし、そんな作業を頼めるところもなさそうだし、それにもしうまくいかなかったらショックなので、8さんの650AからBへのブログ記事を読み返したりもしましたが、正直躊躇しています。
それで650Aのままだと、グランボアのサイトを見るとサンエクシードのリムがどうやら調達できるようになっているようだけど、ぶとぼそさんから譲っていただいたアラヤからまた替えて、タイヤを細身のグランボアの650Aにして、チューブもグランボアの軽量なものに変えたとして、果たしてどれだけよくなるのか、目に見えた改善にはならないような気もします。
手始めに、チューブだけそれにかえて、タイヤはコルデビラのスキンサイドがあるからそれにかえれば、どれくらい効果があるのか近々みてみたいと思っています。
そうしてみると、結局いまのランドナーが満点ではないが、十分満足しているのにそれ以上なにを求めるのだとの結論にまた落ち着きそうです。物価があがってケルビムはすでに値段があがっているような気がするし(プライスリスト)、パナもシマノももうすぐ値上げというお話だから決めるとすればいましかないといった感じなんですけどね。
グランボアの店長の長距離ブルべ用のランドナーもよいかな、とか
Commented by ものぐさ at 2024-01-17 00:31
こんばんは。
今年も宜しくお願いします。
新しい自転車の件、コメントしょうかどうしようかと思っていたところ、inter 8氏への返信で、ぱぱろうさんと同じ事を思っていました。グランボアの店長さんのカーボンロードと対等で快適に走れるブルベモデルのランドナーを連想しました。それとグランボアの軽量チューブとコルデラ・スキンサイドは経験済みですよ。私はミシュランワールドツアーアメサイド35A+パナのノーマルチューブからコルデラ・スキンサイド38A+グランボアの軽量チューブ(レール)に替えましたら、リヤのギヤ1枚(1段)分、ペダリングが軽くなりました。同じペダリングの感覚で1段重いギヤが踏めました。リムよりも外周の軽量化の恩恵は絶大ですから、出だしと登りで明らかに楽になりました。
先ずは手頃なタイヤとチューブから手をつけてみては如何でしょうか。グランボアのブルベモデルは一度乗ってみたいな~と思って仕舞います。買いませんが。
Commented by INTER8 at 2024-01-17 12:52
こんにちは。
新しい自転車を求めるにあたって最初に決める必要があるのはタイヤです。
僕が以前ブログに書いた「太いタイヤの種類」の1~8を改めて見て欲しいです。
https://inter8.hatenablog.jp/entry/20231114/1699925319
650Bホイールにすれば太さやサイドの仕様を色々試すことができます。僕は26x1.8HE(42mm)で快走もダートも満足していますが、太いタイヤを履く場合はサイドが柔らかくないと重くて軽快な走りは期待できません。でもサイドカットの心配はしたくない場合に、少し細い36Bくらいにしてサイドを耐パンクになっているものにする。といった選択ができます。

市販車を見たり乗ったりしても興味をひくものが見つからないようですが、自分の意識を徐々に変えるという手もあります。ランドナー以外の自転車をたくさん目にすることです。ただし完成車のカタログではダメです。個人が所有している個性的な自転車です。僕はInstagramでそうした自転車を見るようになって、Gravel Bike や All-road Bike、スローピングフレームや泥除け無し、アップライトハンドルで泥除け付き等々を見てきました。見慣れてくると自分の意識が変わりますよ。
あと、とりあえず週末のハンドメイドバイシクル展へ行ってみる、とか。天気がよろしくありませんが。
Commented by ものぐさ at 2024-01-17 15:01
こんにちは。
追記。足周りの軽量で走りが変わったと記しましたが同時にクランク長も変えていました。ランドナーは何故か一般的にクランク長は165㎜ハンドル幅は380㎜が装着されています。私は165㎜から167.5㎜にして立ち漕ぎが楽になりました。ランドナーもロードもハンドル幅380㎜から400㎜に変えて呼吸が楽になった経験が有ります。ぱぱろうさんの装着寸法は不明ですが、健脚でグイグイ踏み込んで長距離走られるのでクランク長170㎜、ハンドル幅400~420㎜で、走りが変わりますよ。
そんな事は承知の上でしたら失礼しました。
Commented by paparouh at 2024-01-17 22:45
> ものぐささん
こんばんは、ご経験にもとづきいろいろとアドバイスしてくださいましてありがとうございます。
おっしゃるとおり、まず、タイヤをコルデラビのスキンサイドに変え、チューブをグランボアの軽量なものにしてどれくらい走りが改善するか試してみたいと思っております。
チューブは、ラテックスではないほうのやつですが、パナレーサーの汎用品のチューブより軽量はよいとして、小谷村から先の路肩の凹凸の激しい国道でパンクしないかとちょっと心配です。なので、その前に登坂中心のコースを走って感触をみてみたいですね。タイヤが38Aと幅が広くなり、1本あたり200g弱重さが減り、チューブも軽くなっても、トータルでたかだかよくてマイナス500gくらいでしょうが、ものぐささんの実体験のとおりタイヤの素材含めて変えることでギア1段軽くなる恩恵があれば、たいへんありがたいことです。その機会が訪れたらブログで報告いたしますね。
あとクランク長のことも悩みのひとつです。おっしゃるように、買ったときからクランクの長さは165mmでした。いまのスポーツ自転車で使われているよりも短いと思うのですが、これはわたしのような中高年の脚力を想定してのことだと思うのです。おそらくそのおかげで、ペダルをまわしやすく、急な坂の連続でも、京都の花背峠でもなんとか足つきなしで上がれているのではないかと感じています。それを長くして、いまの年齢だと果たしてこれまでのように踏めるかどうかいまひとつ自信がありません。たかだか1センチ内外のことなんですけどね。でもこれも実体験で立ち漕ぎが楽になられたとのことなので、新車をあつらえるときはショップの意見なども聞いてよく検討したいと思います。
ハンドル幅は、何センチなのか測ったことがありませんが、日東のB105で420と刻印がしてあります。これはとても握りやすく、幅もたまたまかもしれませんが広すぎず狭すぎずといった感じで自分にフィットしているので、これは継続したいと思います。
いずれにしても奥が深いし、上をみればきりがないといった感じで、五里霧中を漂っているといった感じです。
Commented by paparouh at 2024-01-17 23:04
> INTER8さん
こんばんは。太いタイヤの種類の記事、あらためて読ませていただきました。たいへんわかりやすく整理されていますね。参考にさせていただきます。
おっしゃるようにタイヤが一番肝心なようですね。なので、グランボアの店長のブルべ用のタイヤと幅がはける650Bホイールにして、わたしはサイドカットが気になるので、これまたおっしゃるように耐パンク性を高めたタイヤを選ぶのがよいかなとか思いました。
しかし、昨今はチューブなしのタイヤを選ぶことで、パンクのストレスなく、かつ快適に走れるとの意見もあるから、どうしようかなと思ったりしています。
パナソニックのオーダーシステムのカタログをもらってきたので、そのなかのクロモリのエンデュランスロードが恰好よいと思ったり、シクロクロスでカンチをつけられるトラディショナルなタイプもよいと思ったり、いっそのことグランボアの店長さんのブルべ用ランドナーを真似させてもらうのがよいかと思ったり、そんな風に考えるうちにだいぶ疲れてしまいました。
ブログで、自分としてどんな問題意識で新しい自転車がほしいのか整理したつもりなのですが、さて具体的にとなると、あまりにもカオスで、フレーム×タイヤ×ホイール×チューブ×ブレーキ×エトセトラ・・・と選択肢がありすぎ。8さんみたいにポリシーがない自分みたいな素人にはさっぱりわからないといった感じちょっと疲れました。むかしみたいにランドナーかキャンピングかロード化スポルティーフか明確に用途わけされていたほうがよかったかも?
でもいつまでもそんな風だといけませんね。
週末は土日も雨なので、もしかするとハンドメイド自転車展に電車で行くかもしれませんが、いかないかもしれません。
また落ち着いたらアドバイスをいただきたいと思っておりますのでその際はよろしくお願いいたします・
Commented by INTER8 at 2024-01-18 13:05
チューブレスレディについてはこちらが参考になると思います。
https://www.renehersecycles.com/tubeless-faq/
https://www.renehersecycles.com/myth-7-tubeless-tires-roll-faster/

その他、技術的なこととか。
https://www.renehersecycles.com/category/testing-and-tech/

Commented by ランブリンマン at 2024-01-18 20:04
こんばんは。
日曜日は前日に雪が降ったので暖かい三浦半島を巡ってきました。きっとぱぱろうさんは雪の残る峠に出かけているなと思いつつ海風に吹かれ相模湾越しの富士山を眺めながら汗をかいて漕ぎました。
鎌高前は相変わらず人だかり、でもみな幸せそうな表情で海を眺めていてそんな光景に平和を感じるのです。

三浦半島の定番ルートはアップハンドル車やクロモリロード、700x32cツーリング車などで回っています。今回は650x42bのグラベル車を試しました。
42bのグラベル車はロードを追いかけられるほど走りが軽く、高めにセットしたグラベル用ドロハンは扱いやすく気楽に走れ、ロングからシングルトラックまで何でもこなせとても気に入っています。
でもどの自転車でも所要時間は大して変わらず、結局エンジンは同じですからね。

ハンドメイドバイシクル展は天気次第ですが土曜午前に自転車で行こうかと思っています。
新しい自転車のヒントがあるかもしれませんよ!
Commented by paparouh at 2024-01-18 23:44
> INTER8さん
こんばんは。参考になる情報のありか教えてくださりありがとうございます。オールロードバイクレボリューションのヤンハイネ氏のサイトですね。読みたいのですが、英語なので読解に時間がかかりそうです。今日は遅いので時間のあるときに字引を横においてみてみますね。チューブレスタイヤのことについては、今日ある自転車屋さんにお話しを伺いました。メリットもあるが、デメリットもあるようですね。空気が抜けやすいが、パンク耐性が強い。ただ不幸にして釘を踏んだりすると、そのときはタイヤをはずしてチューブをはめなくてはいけないのだが、構造上空気がもれないようにかなり勘合がきつくて、初心者にとっては取り外しがたいへんだとおっしゃっていました。そういうのはとても苦手で困るのですが、めったにパンクしないそうだし、空気圧もこれまでどおりでより快適なようだからどうしようかなと思っているところです。その自転車屋さんは、商売ぬきに率直に見識を示してくださるから信頼していて、頼むならそこかなあと思ったりしました。
Commented by paparouh at 2024-01-18 23:56
> ランブリンマンさん
こんばんは。今年も糸魚川と私的下田ランをやりましょうね。今年こそうまく日程を合わせられるとよいですね。でもいっしょに走ると健脚のランブリンマンさんに迷惑かけるから、なるべく自分が先行して道中のどこかでうまく落ち合えるようになるといいですね。
また日取りが近くなったら相談させてください。
三浦半島は、わたしはややマンネリ気味でしたが、去年ヤビツをコースにいれると前半は海、後半は山という感じで楽しめることがわかったので、それは今年も1回はやりたいです。しかしそうよくばった走りばかりでなくあまりいかない海岸だとか食堂を訪ねるのもよいかなあ。
それにしても、8さんもそうですが、42Bでロードと勝負されるのはすごいですね。ヤンハイネさんのサイトをちらっとみると、太いタイヤは遅くて細いタイヤが速いのは客観的ではなくそう感じているだけだというようなことをいっておられるようですから、そうなるとより快適なほう(太いほう)を選ぶべきでなのでしょうね。その太さが、どこからはじまるのか、30Cか32か、35からか、ネットをよむといろいろとあってどれが本当か迷ってしまいます。
いまちょっといいなと思っているのは、30Cなのです。それにグラベルキングをはくのがいいかなあとか思ったりしています。しかしまだもやもやしています。そんなときは和田にでもいってすかっとするのが一番ですから、土曜日は雨のふらないうちに和田に行って、ハンドメイドバイシクル展は、行く気になれば電車で、ひとも少なくなるタイミングの日曜の午後に行くかもしれませんが、行かないかもしれません。
Commented by INTER8 at 2024-01-19 12:47
英語サイトはブラウザ右クリックで翻訳できますよ。ChromeでもEdgeでも。
先のリンクをを読むと、チューブレスレディは極薄ケーシングでは難しいようですが、ホットな情報が配信されました。
700x31Cでチューブレスレディの最軽量をリリースしたようです。
https://www.renehersecycles.com/introducing-the-tubeless-700c-x-31-orondo-grade/
Commented by paparouh at 2024-01-19 18:23
> INTER8さん
こんばんは。機械翻訳の世の中であることはもちろん知っているのですが、自分の脳みそで理解してからでないとなんか落ち着かなくて、ということでへそまがりです。
紹介していただいたサイトの記事は参考になりますね。おっしゃるようにわがくにの自転車業に携わるひとたちにも読んでほしいです。
今朝まで、700×30Cと思っていましたが、60代も後半になるとたぶんいまのランドナーよりも細いタイヤを踏み続けることはできないと思うので、650Bで幅が42bもはまるフレームで、できればカンチブレーキをつけたいと思いはじめました。その際、シルバーのパーツがよいのですが、入手難だったり高かったりするから、黒でよいのでそれに似合うフレームの色を選んでみようと思ったりしています。
でも、いまのランドナーが自分にとてもあっているのでいまのワールドツアーよりも幅広なコルデラビのスキンサイドにして、グランボアの軽量チューブをはめてみることから始めたいと思います。それを買いにハンドメイドバイシクル展に行くかもしれないし行かないかもしれません。そのうえで、650B化もまじで検討してみようかなあと思ったりしています。
Commented by ぶとぼそ at 2024-01-21 18:19
こんばんは。
その前日に息子とポタしてましたが、天気の急変とともに一気に気温が下がったので山方面はしっかりと雪が降ったようですね。
そして、この土日の雨もまた、山方面では雪だったことでしょう。
裏ヤビツという言葉は、それこそ昭和の頃からあったのです。でも表ヤビツとは言わなかったですね。今は和田峠も裏と表で呼ばれているんですか!!
ロード連中の今時の用語には付いて行けませんが、峠名まで愛称がつけられているようですね(汗)。

自転車、2台体制でも良いと思いますよ。ただ、確実に言えることは、新しい自転車を購入したらランドナーに乗る機会は確実に減るでしょうね。
何を買うにしても、新しい自転車に乗り出したら数ヶ月で慣れますし、慣れたら古い自転車には戻れなくなるでしょう。でもそれが正しい流れだと思いますよ。
年齢的に、もう体力向上は無理です。現状維持するのすら60代になると厳しいと思います。でも、それをカバーしてくれるが新しい機材でしょう!!
自分の趣味で例えて、申し訳ないですが、マラソンはもう絶対にタイム短縮できないです。己の肉体だけですから。でも、自転車は機材に頼ることで肉体の衰えをカバーできるのが良いですよね。
Commented by paparouh at 2024-01-22 20:51
> ぶとぼそさん
こんばんは。「浦和田や、裏ヤビツ」とインターネットでよく書かれているのを目にしますが、「表和田、表ヤビツ」とはあまりないような気がします。しかし、確かに「表ヤビツを越えてきたのですか」といわれたので、そういう言い方もあるのでしょうね。
「表日本、裏日本」というなら地理的な名称としてわかるけど、わたしも身近な峠で表と裏をいいわけるのはあんまり好きではありません。和田からあがったって、宮ヶ瀬から行っても坂の感じはちがえどそれぞれ楽しいいヒルクライムに違いはないのだから、あえて区別しなくてもいいのではと思っています。ですので自分としてはそういういいかはしません。
2台体制の自転車でいこうと思っているのですが、それの実現に結構苦労しています。いろいろな考えがあり、ツーリング系統でも様々な種類があって、どれがよいのか迷ってしまうんですよね。しかし、トレーニングにつとめても、いまの体力を維持するのが目いっぱいだと思うので、なるべく早くそれをカバーする自転車をあつらえたいのですが、いまはいろいろと種類があってどれがよいのか。その点むかしは、ロード、ランドナー、スポルティフ、キャンピング、マウンテンバイク(ATB)、ミキストの5~6種類と、派生的にパスハンターがあって使いたい用途を明確にすれば迷うことはなかったのでそういう意味で選びやすさがありましたね。
by paparouh | 2024-01-15 22:41 | 東京地方 | Comments(17)

サイクリングのことを記録していきます。


by ぱぱろう
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30