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雨が降る前に和田峠

1.コース

自宅-和田峠-日連大橋-篠原-牧馬峠-三ケ木-城山-相模原-町田-自宅

(ルート)https://www.strava.com/activities/13885774860 94キロ

2.実施日:2025年3月15日(土)晴れのちくもり

3.実施者:単独

4.チェーン交換後積算走行距離概算(ダボスオールロード):6971キロ

5.日記

 先週寝坊していけなかった長距離を走るべく、5時起床して着々と準備したのですが、天気予報を見ると14時くらいから雨になると出ていました。前日は終日降らないといっていたので、どうしようか迷ったのですが、やはり雨のなか走りたくないので、またの機会にすることにしました。

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 それでいつもの和田峠へ。14時頃から降るといっているので、それまでに帰るつもりで6時40分頃家を出ました。

 東京霊園の丘に上がってから、長い坂をくだります。下の交差点の赤信号につかまらず、そのあと勢いのまま坂をあがって隧道を潜りました。

 陣馬街道に曲がる交差点にあるコンビニで「あめちゃん」を買います。なんでもよいということではなく、味覚糖の濃厚ミルクというのがおいしくて指名買い。峠上がりのときにふたつぶ口のなかに放り込んで漕ぐと喉が潤ってよい調子なのです。

 今日は小津に行かず、陣馬街道を進みました。すると、いつものことですが、だんだんと山里の雰囲気に変わってくるから漕いでいて楽しいです。民家の庭先にきれいな梅が咲いていたり、日当たりのよいお庭のある平屋の古い家があります。鱒釣り場からみる道のカーブや力石峠の斜面の家々や畑の風景も好きだし、往時のブームを伝えるテニスコートの佇まいもよいですね。そんなよい雰囲気だからあわてて漕ぐことはしないで、ゆっくりペダルを踏んでいきました。

 夕焼け小焼けの施設の厠を借りてから、その先の恩方の案内板の地図で「ばばあころがし」の場所を確認したあと、郵便局のほうに進むと、脇に数台のトラックが停められているからいよいよ引っ越しが始まるようです。あの味のある緑色の木造の建物は取り壊されてしまうのでしょうか。観光案内所のような形で残してほしいなあ。しかし耐震基準とかに照らすとダメなのかもしれませんね。

 関場で橋を渡り、上案下に向けてゆるい坂を進んでいきます。それでいつものように陣馬亭の雨戸に自転車をたてかけて記念写真を撮ってから、本格的な上がりにつきました。出だしを過ぎた坂のあたりで、「こんにちは」と大きな声でひとり抜いていったのに続いて、若いロードバイカーたちがペダルをくるくるまわしながら先行していきました。

 俺もあのように漕ぐ回転をはやくしたいのだけど、息が続かないから無理ですね。いつものように3枚残してえっちらおっちら踏んでいきました。

 いつも同じ感想ですが、和田峠上がりは楽しいです。長すぎず、緩すぎず、心臓の鼓動は高まるがかといって息がきれるほどでなく、ぴりっと辛いところが好きなタイプですね。上まで行くのに相変わらず時間ばっかりかかってしょうがないのですが、マイペースで楽しみたいので無理はしません。15%以上ありそうな2か所ほどの核心部も座ったまま漕ぎあがりました。

 峠に到着してから石碑に自転車を立てかけて記念撮影。すぐに下りにつくのもまたいつもどおり、ギアをトップにして踏んで下るのがこのところのマイブームです。もちろん事故に注意しつつ、自転車で楽しめる速度を楽しみながら、沢井まで落ちていきました。

 雨が降る前に帰宅したいので、和田を越えたあとどうしようか道々考えてきたのですが、田ケ岡に上がってから篠原経由で戻ることに決めました。なので、日連大橋を渡るべく藤野の隧道をくぐってから、中央本線と国道を横切ってすすみます。橋の手前の電子温度計は8℃と出ていました。自転車で走るのにちょうどよいくらいの気温だから、長距離に出かけたかったけど天気には勝てません。坂の途中にあるコンビニエンスで少し休憩、粒あんぱんとコーヒーを買って店前で一息付けました。

 上野久保を左折して坂を上がっていきます。すると、後ろのほうから声が近づいてきて、若いロードバイカー数名がおしゃべりしながら横を抜いていきました。古い人間なので、「若造め、抜くのはよいけど、ひとことくらい挨拶しろよ」とどうしても思ってしまいます。

 それで篠原に下ってからそのまま鼠坂に進むつもりできたのだけど、まだ時間は早いので、右折して牧馬峠に向かいました。

 運動場のブランコ越しに校舎跡をちょっと覗いてから、緩く漕いでいきます。遅くても、峠までの距離は短く、路面にすべり止めの円盤がついた急な坂もマイペースで進めばほどなく到着しました。このあたりは天然記念物のギフチョウの産地のようです。峠のフェンスの向こうにその調査のためのテントがはられていました。

 坂の途中にある殉難碑の前で停まって黙礼してから道志川をわたり、道志みちに上がりました。そのあとはおとなしく道志みちをくだって三ケ木へ。長作の警察署もこれまでの建物は閉鎖されていました。古いものは去り、新しいものに替えられるのが世の常であると思いながら、城山を経て相模原のなかの道を通って帰路につきました。

 成瀬の山田うどんにピットインしたのが12時40分くらい。今日はチャーハンの大盛りを頼んでおいしくいただいたあと、近所のスーパーで晩ごはんのおかずを買って帰宅しました。

 

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 ということで、雨の降る前にひとっ走り出かけることができてよかったです。

 今年にはいって、和田峠を訪れたのが、これで13回目になります。飽きもしないし、走って楽しいのは道が自分の脚に合っているのかもしれませんね。道路との相性というものがあるのかもしれません。ほかに手近に走れるところでいうと半原越がそうなのかもしれませんが、なぜか和田のほうに脚が向いてしまいます。でももう少し行先を工夫しないといまにほかに行くところがなくなってしまいそうですから、困ったもんです。


Commented by ぶとぼそ at 2025-03-18 19:09
こんばんは。
文中に触れている昭和なブームのテニスの仕事でこの数日苦しめられていました。何故か全く興味なくルールも分からないのにテニス&ゴルフ関係の仕事を20年以上続けていますよ。どちらも一番集まるクラスは中高年。若年層は定員割れです。自転車も含め、外遊びに夢中な年齢層は高齢化していますね。

ホームコースがあるのは良い事ですね。コース選びに悩まされることも減りますし、その時々で体調管理として役立ちそうです。この土曜日は天気の悪化が早まりましたね。そんな時でも半日コースとして選べるのも良いですね。
先週の記事ですが、見晴らしドライブインのチャーハン・半ラーメンセット、見たら食べたくなりました。この2ヶ月はロクに運動ができなかったので外食も少なめ。1回日高屋に行っただけです…。
Commented by paparouh at 2025-03-18 19:46
> ぶとぼそさん
こんばんは。わたしらが若いころにテニスブームがありましたよね。ボルグとかマッケンローとかいました。そういうのに便乗してテニスクラブやサークルがそこら中にあって、女にもてたいやつが加入していました(偏見)。お仕事のテニス関係の集まりにこられるのは、きっとそんな方々が往時の青春をいまにもとめてのことなのでしょう。でもわたしの自転車趣味もそうなのかもしれません。いまの若者のおおくはそんなスポーツするよりもゲームやネットのほうがおもしろいのでしょう。今回道中でみた若いロードバイカーたちやご子息が登山されているのはむしろいまや珍しいほうなのかもしれません。もちろん運動に励む青少年のほうが好ましいと思います。
たしかに、同じコースを続けると過去とくらべて走りがどうかといった違いがわかりやすいのかもしれませんが、経験でいうとだいたいいつ行っても同じ感じ、進歩もなければ後退もない感じです。でも今後は徐々に衰えてくるでしょうから、そのバロメーターとしても和田もうでを続けたいです。
見晴らしドライブインは、気楽な感じでおいしくて、なにより昭和な感じがよいですね。若いころはコンビニなんてなかったから、地方の万屋かドライブインで食事していました。
ところでこのサイクリングが終わってからまた例の病気にかかってしまいました。あれだけ大騒ぎしていまは静かなので鎮圧された風でも、全然そうではないようですね。
by paparouh | 2025-03-16 14:38 | 東京地方 | Comments(2)

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