十国峠・箱根・江の島
2025年 03月 24日
1.コース
自宅-伊勢原-大磯-小田原-根府川-湯河原-熱海-来宮-熱海峠-十国峠-箱根峠-芦ノ湖-宮城野-足柄幹線林道-国府津―大磯-平塚-茅ヶ崎-江の島-泉-瀬谷-成瀬-自宅
(ルート)https://www.strava.com/activities/13963307376 195.5キロ
2.実施日:2025年3月23日(日)晴れ
3.実施者:単独
4.チェーン交換後積算走行距離概算(ダボスオールロード):7167キロ
5.日記
ランドナーの日東のランドナーバーでトラディショナルなスタイルであるのに対し、新しい自転車はDixnaのジェイフィットモアです。違いはふたつあって、ひとつはブレーキの握りの位置。ランドナーバーは、肩のドロップが湾曲しはじめたやや下側にフーデットレバーの握りがあるのに対し、ジェイフィットモアはドロップしはじめの上のバーの水平の位置にそれがあります。そのため、握ったときにランドナーよりも前傾しないので、それだけ比較すると乗車ポジションの点では楽です。また、バーの幅をそれまでよりも長めにとることで、ハンドル操作がより安定して行えるようになったのではないかと感じています。風除けという点ではハンデとなりますが、もともと「より楽に長い距離を走れる自転車をつくりたい」という要望を汲み取っていただいてそのようなアッセンブルになりました。バーテープはゴルフクラブに巻いているようなコルク質の素材で、ニスを塗ったコットンバーテープを握った感じのよさとはまた別のよさを感じているところです。
いまの最先端は、エアロで扁平なハンドルで、しかもステムと一体型なものが出ているようですね。かなりよい値段のようですが、より速く走りたい向きには選択肢が増えたということなのでしょう。それにしても機材の「進歩」は留まるところを知らない風でありますが、それに拍車をかけて製品価格も上がっているようです。自分がどのような走りをしたいのか、それに合わせた仕様にしないと、結局「宝の持ち腐れ」になるから、ある程度経験を重ねながら財布と相談しつつ必要に応じてアップデートするのがよいと思います。

さて、コロナも治ったようなので、日曜日にこの間行こうと思って行けなかった長めの距離を漕いできました。自宅発6時20分。戻り(山田うどん)18時30分過ぎ。 それで「病み上がり」のランを走った感想をアットランダムに書けば、
(1)帰路、大磯の手前くらいから135号線・江の島にかけてだいぶくたびれました。いつも200キロくらいであればそれほど疲れないはずなのだけど、今日そうでなかったのは、病み上がりのためか、それとも気温上昇に体が慣れていなかった、走り方がまずかったのか、いずれによるのかわかりませんが、それぞれの要因が大なり小なり影響してそう感じたのではないかと思いました。そしてとうとう最後まで疲れをひきずりながら帰るのかと思いましたが、上飯田のコンビニで休憩して牛乳とホットドッグを口にいれてからストレッチするとだいぶ楽になりました。
(2)つぎに、われながら相変わらず平地のスピードが遅いなあと思いました。できることなら巡航時速28キロから35キロくらいを保ちたいのですが、自分の脚力では持続的にそうならず、今日もしばしばロードバイカーに抜かれてそのままおいていかれる場面がありました。彼らの走りを見ていると、自分よりも軽めのギアにしてペダルをくるくるまわしている方が多いように見えるので、真似してそのように漕いでみた感じ回転数は同じでも距離を離されるのです。もしかして自分のクランクがショートサイズの165mmであるせいかもしれないと思いました。しかしポガチャル以降ショートクランクがトレンドになっているらしいから一概にそういうわけでもないようです。自分の走りといえばむしろ踏むほうが多いので、あるいは167mmとか170mmに換えたほうが向いているのかもしれませんが、それだと逆にヒルクライム能力がより落ちるのではないかとの懸念もでます。でもまあ機材のせいではなく、根本的にはエンジンの差が原因でしょうから、こればかりは精進を続ける以外に方法はないというのがほんとうのことのようです。自分としては積年の課題ですね。
(3)平地の走り方に対し、山上がりがどうであったかという点でいうと、遅いことには変わらないが、呼吸を苦しくすることなく一定のペースで漕ぎ続けることができるのは、自分としてはまずますではないかと思いました。熱海から十国峠までは後ろ3枚残し、その先箱根峠までは段をもう1枚か2枚あげて進んだのですが、これも平地同様にもう少し段を軽くして意識して回転数をあげてペースを刻むようにするとよいのかもしれません。来宮から上にあがるルートは2通りあって、健脚の方は1本南側の急登を一気に踏んで上がられるのかもしれませんが、俺は公園とゴルフ場沿いに上がる道を進みます。こちらのほうが山肌に沿ってカーブが多く時間はかかりそうですが、その分勾配は緩く、ときどき道ばたに咲いているお花や民家の縁側に干された洗濯物を見ながらゆっくり踏んでいきました。熱函道路との交差点から先、熱海峠まであと3㎞の看板を確認したあとは、さらに勾配がきつくなりますが、それは斎場手前の大カーブまで。ここは立ちこぎでないと上がれませんが、そこを過ぎるとあとは道なりに上がっていけば青看板のある峠に到着します。右折して2キロばかし漕げば十国峠のドライブインとなり、寄ってもよいが先が長いので停まらず段を上げて薄に囲まれた道を淡々と上がります。そうして上がっていくうちに坂は緩くなり、ついにアップ&ダウンとなり、函南の原生林の様子を垣間見たり、ふたたび姿を現した春霞の富士を目撃しつつ高原サイクリングを楽しんで箱根峠に至りました。
(4)箱根峠からの下り、間違って西側の外輪山の尾根沿いの有料道路に進んでしまったのですが、気が付いてコースを変えてあとは元箱根に向けてダウンヒルを楽しみました。そのダウンヒルで、仙石原から宮城野までの車道の下りがとても楽しかったのだけど、遅い車に追いついてしまったので、途中で停まって30秒ほど数えてから再開しました。カーブの手前だけでなく、あのように常にブレーキランプを点灯させているとパッドが効かなくなるのでもっとエンジンブレーキを使えばよいと思うのですが、ひとそれぞれ運転ポリシーがあるから仕方ありません。むしろ追いついてからくっついて下るとあおり運転のようになるから、趣味の時間でも人様に迷惑がかからないようにしなくてはいけないと思いました。
(5)ところで、気温もあがって春の行楽日和といった元箱根界隈は内外の観光客で繁盛していました。海賊船乗り場の桟橋には鈴なりのひとが並んでいて、遊覧から戻ってきた船にみんな乗れるのかと思ってみていると、全員乗船したからたいしたものです。そんな景色を見ながら、湖岸に下りる階段のような場所に腰かけて、コンビニで買ったお茶と助六寿司をいただきました。芦ノ湖にくるとこの場所に座るのが定番のようですが、今日は少々混雑して観光地然とした雰囲気は嫌いでないけど、ちょっと落ち着かなかったでしょうか。でも、箱根は好きですね。この辺の立派なホテルに嫁さんと一泊して温泉に入りたいなあなどと思いながら湖岸の私道を湖尻まで漕いで行きました。道路から湖への眺望は木が茂って見えない場所が多いのですが、今日は冬枯れの場所から青い湖面を一隻のモーターボートが遠くエンジン音を響かせて滑っていくのが見えました。
(6)宮城野から足柄幹線林道に入ります。林道のゲートに向けて坂を上がっていくと結構車が入ってくるのでどうしたのだろうかと進んでいくと、扉は開放されていたからおおっぴらに通行できるようですね。実際マイカーだけでなく、運送便やタクシーも通っていました。いったん上まであがったあと、どんどん下って行くのですが、速度オーバー防止のための道路鋲が設置してある個所もあり調子にのってタイヤをパンクさせないように気をつけなくてはいけません。しかし山の林道のわりには道の状態は悪くなく、カーブワークをこなしながらどんどん下っていきました。すると、また先行する車に追いついてしまったので、もったいないからと停まってしばらく時間をつぶしてからふたたび下り始めました。勾配はきつくはないが緩くもなく、自転車で上がり下りするのにちょうどよい感じです。なので、下りだけでなく上がりにももっと活用してもよいかもと思う半面、宮城野まで上がっても芦ノ湖まで行くにはさらに仙石原までアルバイトをしなくてはいけないからやっぱり金時林道のほうが楽かなと思いました。
(7)最後に、江の島。小田原に下りてから、東に向けて漕いで、海岸に行かず藤沢から北上すればはやいのだけど、湘南を走ったからには江の島で締めないと締まらないという思いがあって、たいてい鵠沼海岸の道路に進むようです。それでなにかよいことがあるかというと特になにもなく、来し方を振り返って富士を見ても霞んで何も見えません。ここも箱根同様に、行楽日和とあってたいへん賑わっている様子、サーフィンしたり、ジョギングしたり、ビーチバレーしたり芝生のうえではやくも甲羅干ししたり、それぞれ楽しんでおられます。海岸をバックに、ウェディングドレスをきた新婦に向かって、モーニングを来た新婦が片膝を地面について花束のようなものをささげているさまをみんなして写真撮っているけど、あれは当節流行の映えというやつなのかとそんな風景もちらっと見つつ、苦労して移動しても結局すぐにその場をあとにしたのでした。でも、海岸にそって1キロくらい海風にふかれながらだんだん近づいてくる江の島を眺めるのもまたオツな感じがしなくもなく、相変わらず飽きもしないで訪れてしまうのです。
(8)上飯田界隈の地価も上がっているようですね。「ゆめが丘」という名前がついているけどあまり趣が感じられません。ちょっと前まで畑に囲まれたわりにはちょっと異様な近未来のような駅舎が浮いていた感じなのに、いつの間にやらどこにでもありそうな郊外都市の風景に変っています。かつてここの一軒家を買っておけばいまに値段があがって得をすることだろうと思ったことがあるけど、サイクリングで中央本線高尾から先に行くはちょっと遠いですね。また、瀬谷から旭にかけて、花博の会場はフラワーフェスティバルというのが開かれているらしく、白い塀の向こうで野外コンサートが開かれ屋台も出ているよう。それに向かって、多くの市民が歩いて会場に向けっていました。名物の桜の樹も切り倒してしまうのだろうか。わたしなどは、お祭り騒ぎもよいけど、たとえば木を植えて住民が自然に親しめる公園にするとか、そんな風にするのがよいと思うのだけど、とにかくちょっとうるさいバンドの音から逃げるように通りすぎて行きました。
(9)成瀬の山田うどんで、かつ丼とざるそばのセットを頼んでいただきました。病み上がりなので油調の献立は胃にもたれるのではないかと思ったけど、今日は十分運動したからたんぱく質補給に丁度よいと思ったのと、あとは漕いでいる最中お腹が減って「とにかくかつ丼がたべたい」と思って進んだのです。出された丼は衣に油をだいぶ吸っているように見えたけど、お箸でつまんで口にいれるとそれほどでもなくたいへんおいしかったです。それで一気に胃袋におさめたあと、最後の家路についたのでした。

























(10)根府川から真鶴まで、海岸沿いの国道を行かず、1本上の山肌に沿った道を選んで進みました。135号は、車が多くて、また海からのさえぎるものがないから海風の影響を受けやすく、平たんであってもそれほど楽しめないことを知っているのです。それに対して上のみちは、多少のアップ&ダウンがあるものの、車の往来はごく少ないし、みかん畑もあるし、ところどころ崖の上から見える海の景色もよいし春うらうらするなかやぎの長閑ななき声も聞こえてきます。また、今日は春らしく菜の花やレンゲの花も咲いているから、こちらのほうがよほど気持ちのよい道で自転車を通るのにおすすめしたいです。ただし、国道から根府川に入るのに、信号はあるものの、あまり歩行者の利用を想定していない風でなかなか信号が変わらず、しかもいくら困ってもそれを無視してびゅんびゅん車が通過していくから、道路を渡るのに苦労します。こんな場所で交通事故を起こしてはつまらないから、ずいぶん気をつけて渡りました。
あと、熱海の感想については、またいずれの機会に述べたいと思います。
病み上がりで凡そ200kmとは、薬のパワーをもらったということでしょうか (^^; 冗談はさておき、後遺症が無いようでなによりです。
ハンドル形状の違いも新旧で大きかったですね。ポジションに大きく関わる部分でしたが、ショップのアドバイスや調整が良かったのでしょう。
カツ丼は大好きなんですが、ここ何度かお店で食べたカツが硬くて、しかもロースなのに脂身無しで、美味しくありませんでした。コンビニの方がまだまし。和幸(カツ専門)なら美味しいのかも。
こんばんは。おかげさまで後遺症はないようです。幸い自分は味がわからなくとか、変わるとか、そんなことになってしまわなくてよかったです。はやく完治・根絶できるようにしていただきたいですね。万博や花博よりもこっちのほうにお金をまわしていただきたいです。
ドーピングといえば、カフェインたっぷりのエネジードリンクが手近にありますが、あれなどももしかして効果があるのかもしれません。でも飲まないかなあ。
ドロップハンドルについては、ショップの店主みずからのご経験でこれが良いと選んでくださいました。エアロポジションではありませんがリラックスして握れるので気に入っています。
わたしもかつ丼が好きですが、普段は油のとりすぎ、カロリーオーバーになるのでいただかないところ、サイクリングの日は気にせず機会があれば注文することにしています。「和幸」は、近所に店があるのですが、実はいったことがないのです。きっとキャベツお替り自由とかあったと思うのですが野菜価格も高くなっているからいまはそうなっていないのかもしませんね。

