お酒について
2025年 08月 13日
これまでの人生のなかで「お酒」にまつわるあれこれのことを思い出すと、あまりにみっともないことばかりで、ひとりで恥ずかしくなって「わぁ」と叫びたくなるから書かないことにします。
おとなのたしなみのひとつとして、たばこにくらべて健康に対する害毒は少なく、むしろ百薬の長くらいに尊ばれてきたのは、お酒に対する寛容な文化とともに飲料メーカーのあれこれのマーケティングのおかげなのかもしれません。
そのような風で、酒びたりとまではいかないまでも、ある時期はアル中一歩手前くらいまでいったときもありました。
それでおそらく50台半ばくらいまでは、毎日本格焼酎を、夏は炭酸水割り、冬はお湯割りで、4~5杯くらい余程のことがない限り休まず毎日飲んでいました。一日の仕事が終わって、いっぱいやる瞬間が毎日の楽しみであったのですが、それで健康診断を受けると、肝臓機能を示す値が、要治療とまではいかないまでも、正常値とそれとの境目くらいに、3つばかりある数値のいずれか、あるいはぜんぶひっかかる状態が続いていました。
でも肝臓は沈黙の臓器というそうで、それでなにか体がだるいとかなんとかの症状もないから、結果をみて一刻はなにか対処をしなくてはいけないという気になっても、喉元過ぎれば熱さを忘れ、すぐにもとに戻るといった日々を送っていました。
それが、いったいどんなきっかけだったのか全然覚えていないのですが、ある日「このままこの調子で飲んでいると、いまに重い病気にかかってしまうのではないか」と心配になり、飲む量を意識してコントロールしようという気になりました。
いまはいろいろと便利なツールがあって、スマホで調べるとお酒を減らすためのアプリがあって、そのなかから「減酒にっき」というのを選んでつけるようにしています。
そのアプリにある情報を読むと、一定の飲酒習慣の場合、そうでないのと比べて、死亡1.5倍、がん全体1.6倍、食堂がん4.6倍、大腸がん2.1倍、肝がん1.8倍、前立腺1.5倍、脳卒中1.6倍のリスクがあるという。そのうえ、かつては適量の範囲であればむしろ健康の増進に寄与するとさえいわれていたのだが、最新の研究によると、少しでも量を少なくして一滴も飲まないようにすることがいちばん望ましいことのようです。
還暦を迎えて、あと少し宮使えしたあとは、自分で自由に使える時間が待っているはずなのだが、せっかくそうなっても健康を損なって大好きな趣味のサイクリングができなくなるのは嫌だ、と思い、毎日飲んだか飲まないか、飲んだのであればアルコール量換算でどれくらいなのかつけるようにしています。ほんらいであれば、断酒・卒アルコールが望ましいことに違いはないのだけれど、幸か不幸か体質的に飲めるくちなので、酒断ちとなるとちょっと寂しいから、とりあえず目標として、「飲むのは3日に1日」(月20日休肝日)、「平均アルコール摂取量1日あたり20g以下」を課して、もう数年経過しました。
するとありがたいとに、だんだんとアルコールに対する執着が薄れてきたし、また健康診断でみる肝臓の値も正常範囲を示すようになりました(ただ、齢をとるにしたがって、それ以外のいくつかの項目が悪化の兆しをみせているのは気になるところではありますが)。
四つ葉のクローバーマークは飲まなかった日、にこちゃんマークは、1日当たり過ぎたるアルコール量60g以下で飲んだ日、青い残念な顔のマークはそれ以上飲んだ日。7月31日のそれは、酒飲み友だちのMとしたたかにやってしまった日の記録。

半藤一利「昭和史戦後篇」(平凡社)はじめの章から第5章まで
マッカーサーに宛てた国民からの手紙は、天皇の地位の保全に関するものが殺到したという。天皇を裁判にかけるな、絞首刑にかけたら日本がどうなるかわからないといった手紙の意図するところは、天皇制の維持ということよりも昭和天皇個人の無事を願う気持ちが大きかったのではないか。子どものころ、大相撲中継で昭和天皇が観覧している様子が中継され、むすびのいちばんが終わると、天皇と皇后が観客に手をふって、それに観客が拍手でこたえる場面がたびたびあったような気がする。それを見た亡き母が親しみをこめて「(昭和天皇は)お相撲が好きなのよ」と無邪気にいったこともよく覚えているのだけど、当時は大方の日本人にとって皇室とのつながりというものが戦時中とは形をかえてあったと思うし、昭和天皇もそれに向けた努力をしてきたように思う。
占領政策のひとつとして、地理と歴史と修身を教えることを通達され日本人の日本人たる淵源を学ぶ機会を失ったというのは、この時代状況のなかでそう受けとめたのだろうが、修身を除いてふたつの科目が復活しそのあと道徳教育も復活したけど、教育の目的というのは常識を備えた人格の形成を目指すことであって、国家としてそれ以上のなにかを求めるのはいまも将来も無理だし求めるべきことではないように思う。
読んだ章は2年くらいのことだが、いかにこの時期が激動していたのか、それをたいへんわかりやすく描いている。読んでいてGHQと日本政府との攻防がスリリングでさえあった。現代史を振り返るうえで事実を確認するにおいてスタンダードな本だと思った。
この歳になると身体のことを気遣うことが多くなりますね。
アルコールは他人へ悪さしなければ良しとしていた頃がありましたね。周りから「あの人はお酒を飲まなければ良い人なのに ... 」って聞くことがよくありました。酔って暴力をふるうということなんでしょう。
でも最近では仰るように一滴も飲まないのが健康に良いという認識になってきていますね。僕もそうありたいですが、飲まずにはいられません。少し前に膵臓の値が悪くて禁酒することになり、ノンアルコールビールを飲むようになりました。今は膵臓の値は下がっていますがノンアル生活を続けています。とは言ってもサイクリング帰りや週に一度か二度はアルコール入りビールを飲んでいます。ノンアルにプラスして350mlですけどね。
こんにちは。お酒は禁酒が理想だけど、難しければ適量の範囲で適度な頻度で楽しむのがよいと思います。その点8さんはノンアルコールビールを活用して上手くコントロールされておられますね。ぶとぼそさんは、ときどき燃料注入とのことで旅先で昼からいっぱいやっておられますが、それも1杯で済むのでしたらうまいやり方だと思います。飲酒が習慣だったころも、昼酒はやらなかった(でも朝の迎え酒はときどきやってたかも)のは、昼飲んでしまうと夜の酒がまずくなるから、との勝手な理由からでした。脈絡のないことですが、でもひとけのない山にウイスキーをもっていって、ひとりでテントのなかでやるいっぱいやるのは最高のひとときでした。いまはお酒にたいしてそれほどしゅうちゃくがなくなったのはよかったなあと思っています。

