秋川・甲武トンネル・和田峠
2026年 03月 09日
1.コース
自宅-戸沢峠-秋川左岸-檜原村T字路-上川乗-甲武トンネル-棡原-井戸-佐野川-和田峠-醍醐林道-陣馬街道-美山通り-町田街道-自宅 125キロ
(ルート)https://www.strava.com/activities/17656763230
2.実施日:2026年3月8日(日)晴れ
3.ODO:12238キロ(うちチェーン交換後4463キロ)
4.日記

町田街道で家に戻る途中、木曽あたりでINTER8さんが、「チン」というベルの音を鳴らして追い付いてこられました(前の「パフッ、パフ」という音から変わったので、すぐにわからなかったものの、リカンベントの独特の乗車スタイルで彼とわかりました)。
伺うと、藤野から和田峠に上がり、そのあと浅川周辺の道をたどって帰路につかれたとのこと。美山通りのアップ&ダウンを避けて、うまいコースを見つけられたようなので、ブログでアップされたらわたしも参考にしたいと思います。
実は、今日のコースも、8さんが以前行かれたところを半ばトレースさせていただいたのです。というのも、目論見では少し長いコースを行くつもりで前夜寝たのだけど、早起きができなくて断念して、代わりに行くべきところを考えるなかで、このコースのことを思い出した次第です。
例によって、東京霊園の水場で水筒に水をつめたあと、戸沢峠から1本西側の林道は初見なので楽しみにしていたのだけど、ガーミンにセットしたコースはそのまま車道をすすんでちょっと残念。
くだって集落のなかを通り辻にあるコスプレの人形を見た印象はまた機会があれば。
そのまま山側の細道をたどっていくと、制服を着た男の子と母親らしい方から「帝京高校のグランドはどこにあるかご存知ですか」と問われたのだけど、あいにく存知ませんとそっけなく返事をしました。そのあと、きっと親切であれば知らなくてもスマホで調べるなどして案内すべきところ、一方でそれはご自身でやれば済むのにどうして聞いてきたのだろうか、などと思いながらこいでいきました。
今日は、3月にしては寒かったけど、このあたりの民家の庭の植木に白や桃色の春のお花が咲いてたいへんすがすがしく感じました。
小峰峠も旧道はすすまず新しい隧道をくぐりました。
いつもはそのまま秋川を渡って車道を通るところ、左折してしばらくは右岸の民家のなかの道を走りました。そうして橋のうえから川をのぞくと、釣り人たちが糸を垂れていました。いままでの人生でしたことのない数々のなかのひとつは「釣り」でしょう。いや釣り堀には数回いったことがあるが、魚がかかるのをじっと待っているのはせっかちな俺には向いていないから、今後一生やらないだろうなあ、などと思ってから道をすすみます。
河岸段丘の坂を上がったあと、ちょっとだけ車道を通ったあと、こんどは1本山側の生活道路を選んで進みます。そこに向かう交差点のたもとに、木材加工の工房があって、おやじさんが木を削る作業をされていました。あのように、切り出された木が、ひとの手によって、机や棚やタンスなどに変わるのは、すばらしい。そのような技術をもってプロとして生業をされているのは尊敬するべきことだ。それに対して技術の領域を離れて格差をうみだし自律的に人間を支配するようになるに違いないAIは、控えめにいってクソだと思います。
秋川の左岸につけられた生活道路をゆっくりと漕いでいきました。
円柱型の郵便ポストがありました。助産院があり、川下に降りる場所にトーテムポールがあります。お寺もあるし燻製の店もある。そんな風景と景色の変化を楽しみながらゆっくりすすんでいくと、いったん車道に出てしばらく坂を上がったのだけど、その先の橋をわたったところ、切り出した石を重ねた土台に立つ木造の家の農協の看板を見ながら左折して、たいへん急な坂を上がっていきました(曲がらずに、車道をそのまますすむと、どこに行くのだろうかとふと思いました。もしかすると御嵩に行けるのだろうか)。
上の浄水場と木材加工場を横目に見たあと、秋川の川沿いの道まで下ってからふたたび橋をわたり、スリップしないよう注意しながら細道を上がって車道に復します。この道は、いつもは神戸や藤倉に向かうために、また多くのロードバイカーにとっては都民の森へのヒルクライムに急いで漕ぐところですが、今日はなるべくのんびりと行こうと決めています。そうするのはもうひとつ理由があって、200キロくらいの距離を漕ぐときに、後がなくなるのを気にして意識してペダルを踏んだ結果、後半に疲れを感じることがたまにあるのだが、そうしないようにするためにはなるべく力を抜いてゆったり漕ぐのがよいのではないかと思って今日は意識してそうしたのでした。
檜原村のT字路から、甲武トンネルの分岐の上川乗まで近いようで案外遠いですね。そこに行くまでに、2~3人ほどのロードバイカーに抜かれたでしょうか。うちひとりは、抜いたところで左手をあげて「お先に」との合図を送ってくださったのでよいが、ほかは突然横を黙って抜いていくからあまりよい気持ちがしません。挑発に乗って追いすがろうとするとペースが乱れるから自重して、淡々と漕いでいきました。今回のコースではお昼どきによるべきちょうどよい食堂がないと思ってきたところ、道々食事できそうなところがあったので、次回はどこかに選んではいってもよいかと思いました。しかし今日は、棡原の長閑で見晴らしのよいところで食事をするべく、道中高尾のダイエーに寄っておにぎりを買って持参してきました。おにぎりも高くなるなか、ひとつ100円のPBの鮭と昆布が置いているのは助かります。
さて、交差点の手前の公衆便所で用を済ませたあとは、ハンドルを左に曲げて山越えの道につきました。
自分の頭のなかのイメージだと、これくらいのゆるゆるの傾斜なら、重力に負けずすいすいと進んでいくべきところ、やっぱりというか脚がついてこなくて、なかなか思うとおりに行かないのが世の常のようです。電気自転車のおじさんに抜かれおいてけぼりにされたけれども、現実は仕方がないと淡々と漕いでもスピードはあがりませんが、まあそれでいいのだと踏むうちにヘアピンカーブとなり、ひとつ、ふたつと坂を上がった先に最初の200メートルくらいのはじめの隧道、接続してすぐに甲武トンネルに入りました。
抜けて、下までの下りもまた思う以上に距離がありますね。路面に滑り止めの縦の筋がついているから、40Cの太いタイヤでもカーブを曲がるときにひっかかって転ぶのではないかと思うとびびってダウンヒルを楽しむことができません。だからここは棡原から上がるほうがよいのだけど、案外急で長いからどっちもどっちといった感じです。
そういえば甲武トンネルへの上りの途中に山のなかにはいる道標があったけど、きっとあれを行けば笹尾根に出るのだろう、しかし行くのであれば、数馬から上がって緩く下るほうが妥当かなどと想像しながら下った先、自転車をデポしようと思っていた場所はオートバイのグループの先客がいたので、少しはずれた先、道をあがったところの草地に自転車を倒して、その横に座っておにぎりをふたつ食べました。自転車を倒すとき、これまではチェーンホイールのあるA面が表にくるようにしていたのだけど、ふと、そうするとローターが地面に接触してよくないのではないかということに気付いて、今後B面を上にしようと決めました。それでもローターが映えるから見栄えの点でそん色はなさそうです。
おにぎりをいただきながら、先週渋沢丘陵でみた「ウスムラサキ」の草花やレンゲの花に春を感じます。でもこころなしか空気がかすんでいるのはきっと花粉が舞っているからでしょう。そのせいか、さきほどから頻りとくしゃみが出るし鼻水が垂れてくるのですが、例年花粉症にそれほど苦しめられることはないと思っていても今年はこのように症状が出るのは例年以上に飛散が多いのかもしれません。
さて、腹こなしも済んだので、徐にサドルにまたがりました。それでこの台地の上の民家のほうに行ってみたいと思ったのだけど、怪しげなよそ者がうろうろするのもはばかれるかと思ってやめてそのまま車道を下りていきました。
藤野方面を示す道標に従って棡原トンネルへ上がります。ここの坂も案外厳しいですね。それでしばらく、ふたつのゴルフ場の間の道のアップ&ダウンを繰り返しながら進んで、井戸に至る。ここで雪をかぶった富士を見たあとは、佐野川のダウンヒルを経て、今日は倉子峠には行かずいったん沢井まで車道を進みました。
そのあと、当然のように和田峠に向かいます。ここから帰るのに、国道に入って大垂水か千木良から城山に向かうかという選択肢もあるが、和田好きの自分としては和田峠しかないといった感じ。序盤の入間坂や、中盤の和田の集落や浄水場から先の直線の坂、それに終盤の峠の肩につらなる13%急こう配の坂を、あと2枚まで落としながら相変わらず亀のようにゆっくり、ゆっくりとたどっていけば、遅くてもいずれ上につくというもの。途中の冨士見台のベンチにもオートバイの先客がいたので横を見ながらこいで上がりました。
陣馬街道へは、醍醐線を選んで下りました。
道は荒れてはいないが、枯れ枝が落ちているところが随所にあり、車輪への巻き込みに注意しながら坂を下りました。特に中盤以降の坂は急で崖に面している箇所もあるから、事故を起こさないようブレーキレバーをずっと握って進みました。ランドナーのカンチだと、ドロップハンドルの下を握りつつブレーキしないと制動しないのですが、ディスクブレーキであればフーデットレバーの握り越しに指でレバーをひくだけだから楽なはずなのだけど、それでもこのような急坂で長く指をひっかけ続けるのはそれなりにつかれますね。ゲートの手前まで下りて、そういう状態から解放されてほっとしました。
あとは、山深い道沿いのある民家や石像のたたずみを眺めながらゆっくりと漕いで案下からの道と合流。夕方に近づくにつれてだいぶ冷えてきたので、陣馬街道と美山どおりの交差点のところにあるコンビニで、塩大福と温いミルクティーを買って店外でいただいたあと、「まだおなかが空いているし、どこかで今川焼売っていないかなあ、たい焼きでもいいが」などと思いながら漕いでいきました(具体的に町田のロピアの近くに今川焼屋さんがあることを知っていたのですが、結局寄らずに通過してしまいました)。
道沿いに赤ちょうちんの店が目に入ったので、今朝「昨日飲んだから今日は飲まないことにしよう」と決めたのに、この時間になってこう寒いと、週末もおわりだしせめて最後くらい温かい部屋でいっぱいやるのもいいかとあらぬことを考えながらこいでいると、冒頭に書いたように後ろからベルを鳴らして追いついてきた8さんと遭遇したのでした。
8さんも花粉で鼻水が出たとおっしゃいました。それで、自転車の黒い泥除けに上に、うっすらと粉のようなものが積もっているのはきっと花粉だろうといわれたのでみてみると、確かにそのようでした。途中で別れたあと、近所のスーパーに買ってレモン味のチューハイとぶどう酒を買って家に戻ったのですが、花粉を部屋に持ち込みたくないので、体を手ではたいたあと、自転車も雑巾で拭いてなるべくそうならないようにしました。


















自宅発7時40分前、戻り17時30分過ぎ。
自分の力で距離を移動する自転車はほんとに楽しい。
いまふうのロードのわりには重たいらしいので、ホイールを軽くすべくよい手はないかと考えたりしたのだけど、実際に走ってみてレースをするわけではないからとくに何も不足はないと思いました。むしろあまり軽くしすぎると、ヒルクライムではよくても一日の大半を走る平坦の巡航では加重がない分転がすのに一生懸命ペダルをまわさなくてはならなくて結構しんどいかもと思ったりします。
チューブレスで、内幅の広いフックレスのアルミホイールに履かせたタイヤは低めの空気圧でもよく転がるから乗り心地はとてもよいのではないかと想像します。長い距離を楽に走るための自転車ということで誂たクルマですが速さという点では課題があるとしても、総じて自分のしたい走りにとって満足できるレベルにあると感じました。
ところで、意識して終日力を抜いたランとなるように走った結果であるが、家に帰って念入にストレッチをした効果もあってか、還暦過ぎの身であっても過労はなかった。ただ距離がわりと短めであったので、この次はこんな感じで長い距離を走ってみて疲労の残り具合を確認してみようと思う。
この日も風は少し強めながらも青空広がってサイクリング日和でしたね。
旧小峰峠、五日市側からだと明るく走りやすいですが、八王子側からだと暗いイメージが先行しているので大昔に1度走ったきりです。
秋川沿いの裏道ものんびり走れていいですよね。県道に出てしまうとオートバイとロードだらけになってしまって落ち着かないですし。
しかし、花粉がこれだけガードに積もるのも恐ろしいです。
今年から花粉症デビューしましたが、こんなのがそこいら中に漂っているのですから最悪ですよね…。
こんばんは。土日とも風が強めでしたし、冬型の気圧配置で3月としては寒くて、大量の花粉が飛んでいるらしいから、出かけない選択もあったのですが、結果的に快晴に恵まれたしコースもよかったからよい一日を過ごすことができました。小峰峠の旧道はわたしも何度か訪れたことがありますが、雰囲気が暗い感じだったことを覚えていました。秋川の左岸に道も含めて、車のこない道をみつけるのが上手な8さんのコースなので、当然旧道に行くのかと思っていたら、車道の隧道に進んだので、ちょっと意外に感じました。戸沢峠の西の林道通行も次回の楽しみにとっておきます。
ガードの上につもっているほこりが花粉だということを8さんが教えてくださったので、それで一日中くしゃみが出たのかと納得しました。体にも同じように花粉がついていると思って、家に入る前に体中をはたいて落としてからなかに入りました。
和田峠はニアミスでしたが、最後に町田街道で会えましたね (^^)
ぱぱろうサンの和田峠の撮影日時を確認したら14:25でしたから、僕が力石峠の手前で花粉が舞っているのを撮っていた頃です。サイクリング中に会うのは年に1~2回でしょうか。家が近いことと行動範囲が似ていることもありますが、それでも偶然ですから不思議な縁ですね。
こんばんは。「偽くらご峠」からのルートで上がられたようですね。わたしも、井戸から下る途中、くらご峠に行くかどうか迷ったけど、今回は車道を選んで上がりました。その途中の商店の自販機、ベンチもあるから休憩するのによい場所ですね。和田のあと、醍醐林道を下ったのですが、思う以上に枝の落下が多くて後輪に巻き込まないように注意してくだりました。盆堀林道へのゲートは開いているのを確認しました。
今回のコースもまた、8さんの行かれたコースをトレースさせていただいて楽しむことができました。いつも素敵なコースを紹介していただいてありがとうございます。

