ランドナーの効用
2026年 03月 11日

新しい自転車がきてから、めっきりランドナーに乗らなくなりました。
今年も、機会があれば、日帰り伊豆半島一周ランや、糸魚川ラン、下田ランにでかけるつもりだけど、それをランドナーでやらなくてはいけないといわれると、きっと二の足を踏んでしまいます。
しかし、1年半ほど前まではランドナーに乗っていたし、このような長距離ランであってもとくに不足を感じていなかったのです。
中年になって、サイクリング趣味を再開してから、たぶん20年近くたつのだけど、その大半はランドナーとともにありました。
自転車屋さんに行っても、自分が少年のころに親しんだランドナーという車種はほとんどなくなっていて、スポーツ自転車としては、当時すでに「ロードバイク」が主流となっていました。
そんななか、ネットでみつけたショップブランドのAZUランドナーを購入し、あちこち出かけるようになったのですが、行く先々でロードバイクに乗っているひとたちを見ても、ぜんぜん惹かれるところがなくて「ランドナーがいちばん」と思っていました。
※ランドナーを買った「サイクルショップトライアングル」のWEBサイトが、なくなってしまったのは、もしかして店を閉めてしまわれたのだろうか?
ランドナーは、どちらかというとむかしの自転車だから、いまのロードバイクに比べて走りの点でハンデがあるかといえばそうなのかもしれませんが、当時は体力があったせいか、坂でロードに抜かれるようなことはあまりなく、逆にこっちがロードを挨拶しながら抜いたり、黙って抜かれたときはすぐに追いついて後ろにぴったりついて追走するなどしていました。
そんな走りを楽しむうち、ふと、ロードバイクブームのなかで自分の走りはどうなのだろうか、ということを知りたいと思っても、ツーリストだから競技会に参加するつもりなどなかったのでそういう機会はなかったのだけど、たまたまあるイベントに参加することになって、そういうところに参加するひとたちはきっと走り屋であるに違いないと、なかばびびっていたのだけど、いっしょに走ってみると失礼ながらそれほどのことでもなく、一日走り終わっての様子をみるとむしろ俺のほうが脚力は勝るかも、と思ってしまったのでした。
それで、相応に走れるようになったのは、まったくランドナーのおかげだと思うようになりました。車体重量15キロ近くの鉄車であっても、それが当然で過不足ないと思って走りつづけてきたことで、はじめから軽い自転車を乗るよりも、おのずと体力と脚力が鍛えられたのではないかと思うのです。
中年から老人へと人生のステージが移行しつつあるなかで、体力の衰えは自覚するところではあるが、それでも還暦を越えてそれなりの距離を走れるのは、このようなゆくたてがあってのことだと、傷だらけで部屋に収まっているランドナーをときどき眺めています。
だから、もっと乗ってあげたいのだけど、狭い自分の部屋に据えたラックに縦置きでセットしてある重たいランドナーを下ろして、泥除けをつけて、バッグをつけて、という作業がつい面倒で、わるいがそのままにしてしまうのです。
ブログなどで鉄フレームの自転車で楽しんでいる方の記事など読むと、率直にランドナーっていいなあと思います。
それでまたいつかクロモリフレームをブラッシュアップして、旅に出てみたいなあと夢想したりしています。
AZUランドナーは15kgもあるんですか? 僕のリカンベントも装備を含めると同じくらいです。重たいですけど競わなければ峠も楽しいです。
保管状態ではそのまま走れないんですね。それでは乗る回数は減ってしまうでしょう。とは言え、僕のパスハンターは直ぐに乗れる状態ですが、乗っていませんけどね。一番好きな自転車でサイクリングしたいですから。
こんばんは。実は図ったことがないのですが、確かユーラシアがそれくらいの重量だったので、それくらいだと書いてしまいました。オールロードのほうは、持ち上げるのにそれほど力はいりませんが、ランドナーのほうは「よいしょ」という感じですね。でも重くても、過去の記録をみるといまのロード以上のコースをずいぶん走っていたから、速さを求めないのであれば、重さについて神経質になる必要はなさそうですね。
わたしは、まだランドナーに乗りたいのですが、縦ラックからおろして準備するのが面倒くさくて、横着なため機会を逃しています。もうちょっと乗ってあげたいですのですが。
今や旅するランドナー乗りも高齢者ばかりですし、距離をたくさん走る人も皆無ですね。
アラヤの完成車事業撤退で、ますます手軽に購入できるランドナーの選択肢は消えてしまいました。残念ながらランドナースタイルの旅自転車も、いよいよ今の中高年が乗れなくなる頃には消えて行く車種になりそうですね。
新しい自転車に慣れてしまうと、どうしても古いものには乗らなくなるのは仕方がないでしょう。
ならば、これまでと走り方を変えた別のスタイルでランドナーを活かす手もあると思いますよ。私のパスハンターのように。
こんばんは。確かに、ランドナーがよいと思うひとは、わたしを含めて一定の年齢層以上の世代のようですね。そのよさを伝えたいと思っても、マスプロ車の生産がなくなってオーダーメイドだけになると若いひとからはますます離れていってしまうようですが、時代の流れなのでしょうね。一方で「ロードバイク」ブームもなくなって、あと残ったのは値段の高いクルマばかりとなると、市場は狭くなる一方、これからは電気自転車の利用が広がるかもしれませんが、ツーリング車の利用普及という点では残念ながらあまり明るい展望はないのかもしれません。
2台もつことになって、長距離ランはロードで、それ以外はランドナーでというシーンを意図してそうしたいのだけど、狭いわが家だと収納場所がなくて、片付けたランドナーを出して走れるようにする動作がつい面倒になってしまうのです。それをクリアーするともっとランドナーに乗れるようになりそうなのだけど当初思っていたようにはなかなかいかないようです。

